AI度70%の文章

現在巷では、「AI作文判定くん」というアプリケーションが流行している。

この中のテキストボックスに任意の文章を入力するとChatGPTなどのAIによる生成や校正を受けた文章であるかどうかを自動的に判定してくれるというものである。

一般的に使われる使い方は、自分の文章に人間味があるのかないのかを判定するという占い的な使い方であるが、これと同種のアプリケーションを教員がレポート不正の検出に用いたり、出版社などがAI生成された作品や記事などを持ち込んでいないかを判別するのにも用いる例があり、トラブルを引き起こしているという。

今回の記事の判定結果、AI生成である可能性が70%と判定された。

実際に、私がここまで書いてきた文章を判定にかけてみたところAI度が70%と判定された。判定ツールが空気を読んだのか、なかなか絶妙な数字を出してきてくれたと思う。

これは私的なnote記事であるのでAIが生成していようと全て人力で執筆していようと問題は起こらないが、これが出版社などに持ち込まれる記事であり、なおかつその出版社が生成AIに否定的であった場合一悶着起きる可能性を否定できないということであり、その出版社が社内業務などにおいてはChatGPTなどのツールを利用していながらライターには生成AIの不使用を求めてくるような場合には二悶着くらいは起こってくるということである。

これが本当にAI生成されたものであれば端末内やデータベース内のログを遡ればコピー&ペーストを行った原文が出現するはずなのでまだよいが、そうでなかった場合には水掛け論が延々続いたりすることになる。

個人的にはそんな悶着には遭いたくないので、個人としても公序良俗に反しないものであれば生成AIの使用に対して肯定的でありたいと思うし、組織としても可能な限り同様の考えを持つ組織と関わりを持ち共栄していきたいと考えている。

そして、私はAIが関わったかどうかで著作物などの取り扱いに差をつけたりつけられたりすることを好まないので、私がこのnote記事を執筆するにあたり文章生成AIをどの程度使用したのか、あるいは全く使用していないのかについては秘匿としたいと思う。

皆さんはこの70%という数字をどう捉えるであろうか。

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