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星々マガジン

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hoshiboshiメンバーの記事をまとめています。星々に住む人々のあれこれ。 https://hoshi-boshi.jimdofree.com
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2020年8月の記事一覧

お家のお値段おいくら万円?

まわりは一列に並んで一足跳びに結婚していきます。そしたら当然所帯染みてきたりなんかしてさ、家やマンションなんか買ったりするわけだ。 賃貸派かマイホーム派かどちらがお安いのかしら?なんて終わりなき論争もなんのその、私は向こう30年も借金を返し続けていくことを考えただけでもう思考停止、もろもろの諸経費を計算する気力は消え失せ、こちらはただの惰性で今のアパートに住み続けるってのに(この間3回目の更新ハガキが届きました。本当はペットが飼える家に住みたいのだけど。引越しを考えるとまた思

八月の星々(140字小説コンテスト)応募作 part4

part1 part2 part3 part4(本記事) part5 結果速報 月替わりのテーマで開催する140字小説コンテスト。 【8月のテーマ】 作中に必ず『影』という文字を入れる。 8月31日までご応募受付中です! 投稿作品(8月22日〜28日・投稿順)東郷ペンチ(サイトからの投稿) ふと横を見ると、君の顔に影が映っていた。太陽へまっすぐ伸ばした掌の影。何してんのと聞くと、血潮をねと答えるので、見えた?とまた聞いた。 「全然。真っ黒な手形が見える。これじゃ生を実

夏が過ぎゆく、オンライン合評

今日は、て、わたしブックス発行人の山口勲さんと共催させていただいた、詩のオンライン合評でした! 今回は告知前から参加希望人数が上限に達し、 大・大・大感謝です……! ご一緒させていただき続けてよかった……。 TwitterなどのSNSで告知できませんでしたが、内心にまにま、にまにましていました。 初司会だったので緊張に緊張を重ねてしまいました……でも和やかに、穏やかな雰囲気で進められたのでよかったです。 Google meetでオンライン合評だったのですが、いつもの

七月の星々(140字小説コンテスト)受賞作を発表します!

part1 part2 part3 part4 part5 結果速報(本記事) 月ごとに定められた文字を使った140字小説コンテスト。 【7月の文字】 「海」 作中に必ず「海」という字を入れてください。 計223の応募作品のなかなから、「月々の星々賞」として一席、二席、三席の3賞+佳作7編(計10編)を選出いたしました。 一席、二席、三席の方にはまんまる○さんにて活版印刷された特製の賞状(手書きのお名前入り)を、さらに一席の方にはほしおさなえさんの140字小説活版カー

星々ワークショップ第1回(読書会・合評会)開催模様をレポートします

第1回 第2回 第3回 第4回 第5回 第6回 去る7月18日(土)・8月15日(土)に、小説を書きたい人のための読書会&創作合評会「星々ワークショップ」第1回をオンラインで行いました。読書会と合評会2回で1セットの、〝読んで、書く〟ワークショップ。特別ゲストお二人にもご参加いただいた開催模様をレポートします。 読書会(課題図書『線は、僕を描く』砥上裕將)まず7月に行われた読書会、課題図書はメフィスト賞を受賞した砥上裕將さんのデビュー作『線は、僕を描く』(講談社)。メフィ

八月の星々(140字小説コンテスト)応募作 part3

part1 part2 part3(本記事) part4 part5 結果速報 月替わりのテーマで開催する140字小説コンテスト。 【8月のテーマ】 作中に必ず『影』という文字を入れる。 8月31日までご応募受付中です! そして7月の「月々の星々賞」はいよいよ本日8月22日夜にTwitterで発表し、作品をhoshiboshiサイトへも掲載させていただく予定です!よろしければフォローいただき、楽しみにお待ちください。 投稿作品(8月15日〜21日・投稿順)ジュール(

誰かに読んでもらいたいと思うこと

 こんばんわ。灰音ハルです。  星々ワークショップ第1回が無事に終わりました。  わー、ぱちぱち。レポしたいところですが、内緒ということで。  でも、とても有意義な時間でした!!  (参加者の皆様がそう思っていただければ、幸いです) 星々ワークショップについて 星々ワークショップは、オンラインで実施している創作会です。  (公式サイト:https://hoshi-boshi.jimdofree.com/)  ご時世がご時世なので、オンラインになっております。運営メンバーに

140字小説でたどる戦前の海底ケーブル(新潟、長崎、小笠原、鎌倉)

運営メンバーの一員として携わっている「hoshiboshi」で、いま140字小説コンテストを開催している。月ごとのテーマを設けて募集しており、初回となる先月は「海」だった。そういえば過去に自分が書いたなかで海という文字を入れたことはあっただろうか、と確かめてみるとひとつだけ三年前の作品にあった。 これは新潟・佐渡島の北端にある二ツ亀という陸繋島のあたりの海辺をイメージしたもの。佐渡は父の故郷で、幼少期のころは帰省で毎夏おとずれた。その後に個人的なもろもろですっかり縁遠くなっ

八月の星々(140字小説コンテスト)応募作 part2

part1 part2(本記事) part3 part4 part5 結果速報 月替わりのテーマで開催する140字小説コンテスト。 【8月のテーマ】 作中に必ず『影』という文字を入れる。 8月31日までご応募受付中です! 投稿作品(8月8日〜14日)8月8日〜14日にご応募いただいたものをpart2として投稿順に掲載しています。 ヒトシ(サイトからの投稿) 「影の濃い人」 田舎に帰るたびにじいちゃんは、影が濃くなったな、と俺を褒めた。誰かのために汗水流して働くと、人

なるほど、愛を信じてる

ステレオタイプは存在する 人によって価値観が違うのは周知の事実です。  多様性の時代になって、より個人を感じるようになった気がします。  きっとそうなんだろうはきっとそうじゃない。笑ってる彼らは、本当は泣いている。誰もが奥底に悲しみを飼っている。そう思うようになって、はたと気づいたことがあります。  そうはいえど、世の中にはステレオタイプというか、きっとそうなんだろうを未だ信じぬいている人がいるということです。それを旧世代の人間と呼べば良いのか、実はそれが正しいのかは誰に

今の私がいちばんきれいであるために

茨木のり子さんが、好きです。 多分、詩人の中で尊敬している方の5本の指に入るくらい。 私は、今を「いちばんきれい」でいたい。 話はちょっと変わりますが、私は今回、自分の詩の原体験について書こうと思っています。 簡単に言ってしまうと、私の場合、「痛み」でした。 13歳の時にぜんそく外来でレントゲンを撮ったとき、背骨が横に湾曲していました。 両親と共に千葉に行き、すぐに入院。側彎症という、背骨が曲がっていって、内臓などを圧迫し、ひどいときには歩けなくなってしまう病気で

八月の星々(140字小説コンテスト)応募作 part1

part1(本記事) part2 part3 part4 part5 結果速報 月替わりのテーマで開催する140字小説コンテスト。 【8月のテーマ】 作中に必ず『影』という文字を入れる。 8月31日までご応募受付中です! また、本日8月8日10時〜、星々ワークショップ第2回(9月&10月開催)のチケットが発売開始となります! (星々ワークショップについては下記をご覧ください) 投稿作品(8月1日〜7日) 8月1日〜7日にご応募いただいたものをpart1として投稿順に

七月の星々(140字小説コンテスト)応募作 part5

part1 part2 part3 part4 part5 (本記事) 結果速報 月替わりのテーマで開催する140字小説コンテスト。 7月のテーマ「海」は7月31日をもって締め切りました! なんと計223作品、本当にたくさんのご応募ありがとうございました。 【追記】 「月々の星々賞」は8月22日(土)夜にTwitterで発表し、作品をhoshiboshiサイトへも掲載させていただく予定です。 そして8月のテーマは「影」です! 応募方法などは下記hoshiboshiサイ