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七月の星々(140字小説コンテスト)受賞作を発表します!

part1 part2 part3 part4 part5 結果速報(本記事)

月ごとに定められた文字を使った140字小説コンテスト。

【7月の文字】 「海」
作中に必ず「海」という字を入れてください。

計223の応募作品のなかなから、「月々の星々賞」として一席、二席、三席の3賞+佳作7編(計10編)を選出いたしました。

一席、二席、三席の方にはまんまる○さんにて活版印刷された特製の賞状(手書きのお名前入り)を、さらに一席の方にはほしおさなえさんの140字小説活版カード5枚セットを贈呈いたします。

入選された皆様、おめでとうございます!

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星々ワークショップの賞状は白ですが、こちらは黒バージョンとなります!

なお、受賞作はほしおさなえさんによる選評とともにhoshiboshiサイトへも掲載しています。(2020年8月25日追記)

このたびは本当にたくさんのご参加をいただいこと、心より感謝いたします。

なお、八月の星々(8月の文字「影」)も8月31日まで募集中ですので、引き続きのご応募をお待ちしています!

受賞作

入選

佳作(7編)

釜炊鮎(サイトからの投稿)
大きな罪も小さく見せる夜の海辺で、あなたに電話を掛けましょう。着信音であなたを起こしてしまったら、ごめんなさい。奥さんを起こしてしまったら、ごめんなさい。お子さんを起こしてしまったら、ごめんなさい。諦めきれなくて、ごめんなさい。ごめんなさい。愛しています、先生。
ヒトシ(サイトからの投稿)
「磯浜のおばちゃんち」で水着に着替えて、浮き輪を抱えて細い路地を抜けると、突然目の前に海が広がる。魔法のようなその景色が好きで、子どもの頃は夏休みが楽しみだった。あの日大津波が全てを流し去って、海は高い壁で見えなくなったけど、今でも僕はあの場所に少しも迷わずたどり着く。


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