見出し画像

人間になれないなら、AIになればいい

文章だって読めないものがあるのに
空気を読むのは「読む文字」がない
だけど、文章に書いてない行間を読む

「サバを読む」「天候を読む」「相場を読む」
これらは経験則で「読んでいく」んだろうね
だから、経験がないことを国語のテストで
行間を読めというのは、個人差が出てくる

初恋がまだなのに、人を好きになった悲壮感を
行間から読み取れというのが、無理な話で
「どうして人を好きなのに、悲しいの?」
説明したところで、理解できるかが難しい

ここを補うのが読書での知識なんだろうね

かつての職場には、発達障害やHSPのスタッフが
「私、人間になれません」
空気が読めないと悩んでいた
ハイリーセンシティブパーソンがね…
先読みするからだろうね、多分

「雰囲気が悪いなってのは分かる?」尋ねると
いつも静かだと分からないと言った
「じゃ、葬儀で笑ったりお喋りがダメなのは?」
それは分かります

だったら、状況を情報として数多く取り込み
情報量で場を乗り切ろうと話してみた

場数を踏む、これが空気を読むコツなんじゃないか
いやらしいけど、人の表情や語気、仕草を観察
機械的にデータで判断すりゃいいんじゃない?と

人間になれないなら、AIになればいい

空気を読むって、超能力者になれという話じゃない
人の気持ちには色や匂いもない
発達障害の人には困難な話かもしれない
だけど、経験や読んだ本からの知識など
活用できるものがあるから、今はがっかりしないで

人の目を見る
瞳孔の大きさや白目の面積が広くなったとき
できるなら、近寄らないのが無難

目くじらを立てるというように
目尻が上がって、三角に見える場合がある
こんなときも、挨拶と返事だけで場を乱さない

どこかに「大きなコツ」が転がっている

「口八丁手八丁」と「口叩きの手足らず」人とは
付かず離れずでいる
これだけでも、地雷を踏む回数は減る…と思う
前者は魅力的だがハッタリがあって不安要素がある
後者は口だけ番長で骨が折れますわ

備忘録として  2022.11.09