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著…島沢優子『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』

 指導者から言われたことに疑問を呈することなくド根性でひたすら指示通り練習し続ける…、そんな時代は終わったんだと気づかされる本。

 「例えば、高齢者のリハビリで、作業療法士さんのいわれるままに体を動かすよりは、自分からやる気をもって工夫しながら取り組む方がリハビリ効果が上がりやすいことが知られています。また脳に障害を抱えた子どもの回復支援でも、自発性がみられると急激な変化が起きやすくなります」

(著…島沢優子『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』単行本版P82から引用)


 という文からも、自主性を持つことの大切さが伝わってきます。

 選手自身がノートを書くことによって、自分で考え、反省し、悩みを吐き出し、失敗を経験として受け入れ、ケガの治療やリハビリの経過を把握し、ストレスを発散し、目標達成に向けた計画を立て、夢に近づいていく…。

 これはアスリート以外の人にも活用出来そうですね。

 「自分は自分の監督だ」という意識を持つことが大切だ、と気づかされます。

 さて、わたしはまず、朝比奈沙羅選手の「野望ノート」を真似したくなりました。

 書いているとポジティブな妄想でワクワク出来る「野望ノート」。

 わたしも「野望ノート」に「済」の文字を書けるように頑張りたいです。

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