著…タサン志麻『志麻さんちのごはん』

志麻さんちのごはん (幻冬舎単行本)

　「息子はまだ感想を言える年齢ではないけれど、食いしん坊らしく〝うまい〟とか〝おいし〟という言葉を真っ先に覚えて、ごはんの支度ができるとすぐに飛んできて椅子に座って待っている」

（著…タサン志麻『志麻さんちのごはん』 P26から引用）

　といったエピソードにキュン♡

　そうだよね、志麻さんちの子どもは美味しいものを食べて自然と食いしん坊になるだろうし、「うまい」とか「おいし」を真っ先に覚えるだろうなぁ…と、わたしはこの本を読んでいて物凄〜く納得しました。

　この本の良いところは、志麻さんのレシピを知ることが出来るというのは勿論、こうしてご家族のエピソードがよく出てくるところ。

　ご家族一人一人について語る言葉が優しくて、読んでいると癒されます。

　お料理って愛だもんなぁ…としみじみ。

　なんだかあたたかい！

　わたしは早速、この本に載っている「アスパラボンゴレ」や「トマトファルシ」を作ってみようと思います。

　今のわたしは自分で自分のための料理を作っているだけですが、そのうち志麻さんのように自分と家族のための料理を作るぞ〜！

　〈こういう方におすすめ〉
　美味しい家庭料理を作りたい方。

　〈読書所要時間の目安〉
　レシピにざっと目を通すだけなら30分くらい。
　実際に作るともっとかかります。