本屋KIBAKO(仮)

初めまして、本屋KIBAKO(仮)です。 人生後半にして、北海道の本屋がない町に「本と…

本屋KIBAKO(仮)

初めまして、本屋KIBAKO(仮)です。 人生後半にして、北海道の本屋がない町に「本と人が集まる空間を作ろう」と決意。一年後の開店を目標にしています。 ワンコがいて、話を聴いてくれて、たまに本を紹介してくれる本屋KIBAKOです。

最近の記事

まちの本屋になるための小さな一歩

今回本屋を始めるにあたって、一瞬迷ったことがありました。 お店のデザインをどうしようかと。 ロゴを作りたいとお願いしたら、出来ますよ!と手を挙げてくれるプロはたくさんいるし、探せばネットに溢れています。 もしかすると今とは全く違うロゴが完成していたかもしれません。 ですが、敢えて地元の方に頼みました。 何の縁もない、よそ者の私が長沼町に本屋を作る。 まちの本屋となるには、町に関わる人の手が入って欲しかったのです。 偶然にも地元でデザイン会社をされている方と知り合えたのは必

    • 関係人口という関わり方の本屋です

      関係人口という言葉を聞いた事があるでしょうか? 【移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。】 とあります。 二拠点生活もそうですね。 今、私が動いている本屋KIBAKOも根っこは関係人口としてです。 本屋を開く北海道長沼町は私の地元ではありません。 何のゆかりもない。 なのに何故? この長沼町の位置は、新千歳空港からは車で30分ほど(公共交通機関は無し) 週末は札幌近郊から観光客が多くやって来ま

      • 本屋KIBAKOオープン日決定!

        夢を訊かれて、「いつかやってみたいと思っているんです」と答える。 そう言えば私も使っていた気がします。 「いつか」と言った瞬間から、現実には無理だとどこかで思っているのかもしれない。 そこで、本屋KIBAKOのオープン日を決めました! この夏7/20(土)です。 着々と準備が進んでいた? いえいえ、全然です😅 場所を取り敢えず決めて、レンタルスペースなので仮押さえしただけです。 オープンと言っても、月に2回しか本屋KIBAKOは開店しません。 それでも、やろうと。 これ

        • 本屋KIBAKOへの想いを声で届けてみた

          SNSを通して「本屋始めます」と1人騒いでいるところですが、どのくらいの方に届いているかな?と思う日々。 そんな中、本屋KIBAKOのインタビューを!とのお話しをいただきました。 あのVoicyで毎日配信をされている Mami McGuinness マクギネス真美 さんからです。 私が本屋をやってみようかな?と初めて口に出すきっかけをくれたのが真美さんでした。 ご自身も編集者として本に携わってこられた方。 本屋KIBAKOファン第一号でもあります😊 Voicyで話が出

        まちの本屋になるための小さな一歩

          ロゴ完成です♪

          本屋KIBAKOを始めるにあたり、ロゴが必要! とはいえ、頼める人も思い付かずcanvaを開いて良さげな画像を貼り付け、これまでアイコンとして使っていました。 ただ、自分の中では「借り物」というイメージが付き纏っていて。 そんな中、Instagramで本屋KIBAKOを見つけてくれた長沼町の方からDMが届きました。 「長沼町に本屋をという事で、居ても立っても居られなくて。何かお手伝いさせてください!」と熱い文面😆 実際に会って聞くと、デザインを手掛けるお仕事もされている

          ロゴ完成です♪

          開店までの小さな一歩

          本屋KIBAKOに欠かせないモノ。 それは「リンゴ箱」です。 リンゴ箱を使った本棚作りをしたいと思っていました。 夏には1度開店したいと考え、リンゴ箱探し。 どこにあるのかもサッパリわからず。 取り敢えずはネット検索してみました。 実は簡単に手に入るだろうとタカを括っていたのです。 ネットに出てくるリンゴ箱は1個3000円以上もし、尚且つ送料もかかるので無理。 メルカリとかも探しましたが意外と需要があるのか品切れ状態。 あれ?もしかして難しいのかも? そんな中、偶然リン

          開店までの小さな一歩

          まちライブラリーという選択肢

          本屋をやってみようかなとぼんやり考えた時に、知人から教えてもらったのが「まちライブラリー」という取組み。 本を借りることが出来て、イベントもあって、本と人が繋がれる場所。 それって私が理想としているカタチでもあるわけです。 ただ、私の中では本の貸し借りではなくて「自分の本棚の一冊」を見つける場として本屋KIBAKOを位置付けています。 あくまでも購入してもらいたいから、まちライブラリーの仕組みは自分には当てはまらないと決めつけてました。 それでも現場を見てみたくて、まちラ

          まちライブラリーという選択肢

          身の丈にあった本屋をやります。

          本屋を始めるにあたって、物件をどうする?が1番の悩みでした。 自分のお店を構える事に憧れもあったので。 最初の頃は少しだけ物件探しのような事もしたのですが。 よーく考えると、そもそも私には資金が無い! そんな段階で「本屋をやります」もないのですけど。 あわよくば、誰かが格安で貸してくれたりしないかと思ってみたり。 まぁ、現実はそうそう上手い話は無いわけです。 物件が見つかったとしても、そこにかかる固定費等はどうする?問題もあり。 いろいろと検討した結果、今は身の丈にあった本

          身の丈にあった本屋をやります。

          本屋に関するアンテナを張ってます

          人間とは不思議なもので、気になる事が頭の中にあるとそのワードが目に飛び込んで来るようです。 それまでは目の前にあっても気付かなかったのに。 私の場合はもちろん「本屋」がキーワード。 先月はSNSで見かけたイベントが目に留まり、これは聴きたい!と衝動的に参加ボタンを押してました😅 【本屋のミライとカタチ】出版記念トークイベント。 開催場所は六本木蔦屋書店。 はい、北海道から飛行機代と宿泊代をかけてです。 確か参加費3000円くらいだったはず。 でも、行って良かった! 登壇者

          本屋に関するアンテナを張ってます

          本屋KIBAKOを楽しみにしてくれる人がいるしあわせ

          まだ、ぼんやりと本屋をやりたいなと思っていた昨年の春。 長沼町にコンテナのアパレル店がオープンしたと知り、車を飛ばして行ってみました。 Google先生に教えてもらいながら到着。 そこには真っ白なコンテナにブルーのドアというオシャレなお店がポツンと立っていました。 女性オーナーさんがお一人で運営されています。 他にお客様もいない事もあり、ついお喋り。 ・コンテナを使ってお店を作ろうと思ったキッカケ ・そもそも商店街から外れた場所で何故アパレル店を? などなど私の素朴な質問に

          本屋KIBAKOを楽しみにしてくれる人がいるしあわせ

          選書をしないという選択

          本屋KIBAKOでのサービスをどうしようかと検討中。 いろいろな本屋をみていくと、選書サービスをされているお店が多い。 きっとお客様からの要望もあり、さらには本の売り上げを考えると「選書サービス」はやった方がいいのかもとは思います。 実は私自身もかつて書店の選書サービスを利用したこともありました。 一体どんな本が届くのかは、ワクワクさせてくれるものです。 どうだったかと言えば(あくまでも私の場合ですが)、それほどの感動がなかった。 確かに自分では手に取らないジャンルの本で

          選書をしないという選択

          本屋KIBAKOに置く一冊

          まだ何もカタチになっていない本屋KIBAKOですが、本棚に置こうと決めた一冊を見つけました。 年末年始に読んだ本の1つ。 「わたし、世界を走ってます」 ふらっと立ち寄った大型書店で面陳されていました。 タイトルと表紙に心を持っていかれる! 時々しか走らないランナー?の私にとって、世界のマラソン大会を走るなんて偉業でしかない。 きっとどの大会が良かったとかの観光も含めての紀行本程度と思って購入でした。 読みながら、著者さんと一緒にドキドキしたり感動したり、涙するとは。 多

          本屋KIBAKOに置く一冊

          #本屋KIBAKOができるまで「年内開店祈願で御守りを」

          新年あけましておめでとうございます。 初詣に行かれた方も多いですね。 私も家族と氏神様にお参りして来ました。 もちろんおみくじも。 私には珍しく「大吉」 ここ数年末吉続きだったので、大吉なんか出て大丈夫かなと妙に心配になりました。 有頂天にならず、地に足を付けて行きたいものです。 先日、北欧雑貨店で見つけたのがこの御守り。 桃の種が入っています。 昨年から宣言している「本屋KIBAKO」プロジェクト。 何としても今年は進めたい! そこで頑張りを見守ってもらうアイテムとし

          #本屋KIBAKOができるまで「年内開店祈願で御守りを」

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋を地域のコミュニティに」

          私の「本屋さんやってみたい」のひと言に全力で共感してくださった方から、ご紹介いただきました。 名古屋にある書店 #ReadingMug 先日店主のキムラさんとオンラインでお話する事が出来ました。 開店までの経緯や開店後の現在の様子、今後の事など根掘り葉掘り! お忙しい中、ご丁寧に対応してくださって感謝しかありません。 その書店主さんがお気に入りの本ということで、お店のオンラインサイトで購入。 年末年始に読む1冊とします。 パラパラとページを捲ると、英国の書店には看板犬

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋を地域のコミュニティに」

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋の本を読む」

          本屋さんをやってみたいと思い立つ前から、私の本棚には本屋に関する本が数冊あって。 我ながらつくづく「本屋さん」への愛が溢れていたようです。 そこに自分が立ち上げるとなると、また選ぶ本も変わってくる。 実際に一から始めた方の話が知りたくて、関連本を読み漁っています。 全てが私に当てはまるものではないですが。 先輩方がどんな想いで本屋を始めたのか? 現実問題として、経営の課題とは? 事前にやっておくといい事。 オープンしてみて感じた事。 本屋を続けていくという事。 初心者マ

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋の本を読む」

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋での嬉しい出来事」

          以前、書店で働いていた時の話です。 いつものように新刊本の整理をしていると、お客様から声をかけられました。 50代くらいの男性。 「専門学校の案内本とかないですか?」と。 具体的に何を調べたいのかを確認します。 見た感じは、お父さん風。 そして何だか焦っている様子が見て取れる。 すでにキャリアコンサルタントとして高校生の進路相談を経験していた私。 お子さんの進路でお困りかも?と考えて、それとなく聞いてみたのです。 実は、と話し出してくれました。 高校3年生の息子さんの進

          #本屋KIBAKOができるまで「本屋での嬉しい出来事」