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本屋KIBAKOに置く一冊

まだ何もカタチになっていない本屋KIBAKOですが、本棚に置こうと決めた一冊を見つけました。

年末年始に読んだ本の1つ。
「わたし、世界を走ってます」

ふらっと立ち寄った大型書店で面陳されていました。
タイトルと表紙に心を持っていかれる!
時々しか走らないランナー?の私にとって、世界のマラソン大会を走るなんて偉業でしかない。
きっとどの大会が良かったとかの観光も含めての紀行本程度と思って購入でした。

読みながら、著者さんと一緒にドキドキしたり感動したり、涙するとは。
多少なりともフルマラソンを何度か経験し、ホノルルマラソンは走ったことのある私です。
ランナーなら共感出来る情景がたくさん出て来るので、頷きポイントの多いこと。

世界のマラソン大会を紹介してくれる本としても楽しいですが、肝心なのはそこではなかった。
マラソンを通して著者さんが感じたのは、人間の根底は同じだということ。

どの国で走っても沿道では見ず知らずのランナーに声援を送り、笑顔で手を振ってくれる。
走りに来てくれてありがとうと感謝される。
治安の悪い国、貧しい国であっても。

なかなか世界に目を向ける機会は少ないですが、何かの役に立ちたいなと思わせてくれる本でした。
本屋KIBAKOが完成したら、感想を聴かせに来てくださいね。