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誉田龍一 Note

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創作や書籍に関することを中心に、日々心に浮かんだことを書いていきます。
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#日記

今年一年を振り返る

今年一年を振り返る

メリークリスマス! 

今年もあと残すところ少しということで、今年一年の仕事を振り返ります。

まず単著は以下の八冊でした。年間の単著の数としては、自己ベストを更新いたしました。数が多ければいいというわけではありませんが、それだけお仕事をいただけたわけで、そういう意味ではありがたい年でした。

すべての著書に思い入れはありますが、やはりハヤカワ時代ミステリ文庫創刊に選ばれたことと、初めてのライトノ

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近況イベント報告など

近況イベント報告など

先週から今週にかけて、イベントが続きました。

まず8/31(土)八重洲ブックセンター上大岡店様にて、操觚の会メンバーのサイン会に参加させていただきました。多くの方にご来場いただき、お話などさせていただきました。

一番嬉しかった出来事は、大変若い男性の方が「母がファンです」と来られたことでした! ご来場の皆さん、本当にありがとうございました!

9/4(水)は行田市市制施行70周年記念文学講座を

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書かせていただいた「横浜1963」(伊東潤著)解説、ネットでも読めます。

書かせていただいた「横浜1963」(伊東潤著)解説、ネットでも読めます。

伊東潤さんの「横浜1963」(文藝春秋)文庫化にあたり、解説を書かせていただきました。

ネットで、その解説が読めるようになったようです。是非、御一読いただければ幸いですし、もし、まだ本編未読の方は、

読後は書店へお急ぎ下さいませ。

そして更に興味を持たれた方には、こちらの読書会がおすすめです。

伊東さんとわたしが対談いたします。懇親会もあります。

どうぞよろしくお願いいたします。

八重洲ブックセンター本店ブックフェア「平成、わたしの一冊」

八重洲ブックセンター本店ブックフェア「平成、わたしの一冊」

八重洲ブックセンター本店にて開催中のブックフェア「平成、わたしの一冊」に、わたしも参加させていただいております。

それぞれの作家さんのチョイスが独創的であり、ベストセラーから、マニアックな作品まで色々あって楽しいです。

5月31日まで、つまり令和になってもやってますよ!

是非、お出かけくださいませ。

新年度において

新年度において

4月1日であり、新年度を迎える。と言っても、小説家は他の方々に比べて、新年度だからどうということもあまり無いが、それだからこそ、あえて年度はじめの意気込みを少々。

今年度は「強く」をキーワードにしようと思う。

これには、体調を整えるとか、筋力アップするとか、肉体的に「強く」なるという意味がまず含まれている。体を少し鍛えたいとも思う。肉体的な衰えというよりも、もっとパワーをつければまた何かあるの

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「漆黒に駆ける 御庭番闇日記【二】」(双葉文庫)14日発売です!!

「漆黒に駆ける 御庭番闇日記【二】」(双葉文庫)14日発売です!!

【拡散していただければ幸いです】

新刊「漆黒に駆ける 御庭番闇日記【二】」(双葉文庫)14日発売です!! 好評いただいた第一弾より、更に大きな相手や厄介なことに、村垣範正が挑みます。もちろん各章のゲストは、いつものごとく多種多様、推理が楽しめます。何卒よろしくお願いいたします。

八代将軍吉宗に供奉して紀州から江戸城に入って以来、代々御庭番を務める村垣家。その家督を継いだ範正は、上司の川村修就と

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「天下御免の剣客大名 巨城奪還」の主人公、土井利位って?

「天下御免の剣客大名 巨城奪還」の主人公、土井利位って?

おかげさまで、今月は2冊上梓することができます。

さて、本日は、8日発売予定の「天下御免の剣客大名 巨城奪還」(コスミック出版)のことを少し書きます。

まず、この作品は今まで書いて来た物に比べて、歴史小説の要素をとても強くしたものです。具体的に言えば、土井利位という男の人生を描いたものであり、時間的、歴史的事実にはできる限り忠実に書いています。

そして、そんな中で、一点、大胆な仮説を取り入れ

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紀伊國屋書店笹塚店にてサイン会

紀伊國屋書店笹塚店にてサイン会

新年直後から、とても忙しく仕事をしていました。大変ありがたいことです。そんなわけでして、久しぶりに書かせていただきます。

二月十七日日曜日は紀伊國屋書店笹塚店での大サイン会に、参加させていただきました。控え室に到着すると名札がわたしともうひとりの二つしか無くもうほとんどの方がおられて(最後の方の御名前も覚えてますが、書きません(笑))驚きました。いつもお世話になっている方、顔なじみの方、久しぶり

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千住紙ものフェスにて、本を売りました

千住紙ものフェスにて、本を売りました

以前からお世話になっているセンジュ出版の吉満さんとくまざわ書店南千住店の阿久津さんからお声掛けいただいて、4日日曜日千住紙ものフェスに参加いたしました。具体的には阿久津さんのお店からA&A書店という一日限りの出店があるのですが、そこで参加した6人の作家、増山実さん、鈴木英治さん、秋山香乃さん、坂井希久子さん、谷津矢車さん、そしてわたしの作品を各自二作ご用意いただいて売ってきました。

朝10時の開

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「日本一の商人 茜屋清兵衛」重版出来!

「日本一の商人 茜屋清兵衛」重版出来!

「日本一の商人 茜屋清兵衛」重版が決定いたしました! 本当に嬉しく、あありがたいことです。これも、ひとえに、お買い上げいただいた読者の皆様はじめ、ご協力いただいた書店員様、そして版元様など、応援していただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。これで続編も出せそうです。重ねて御礼申し上げます。

まだまだ売っていきたいと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

週末は、季節風の懇親会と館林市立図書館にて著者を囲む会でした。

週末は、季節風の懇親会と館林市立図書館にて著者を囲む会でした。

この週末はわたしにしては珍しく忙しく、まず土曜日は講座の合間に、北千住にて高校時代の友人の書の展覧会に行ってきました。美しいとおもう事が始まりとのことで、確かに、言われてみれば大変美しいと思えるものばかりで、とても勉強になりました。

そして夜は児童文学者さんたちの集まり季節風大会の懇親会にお邪魔いたしました。昨年、この会でたくさんの有名作家さんとお知り合いになれたのですが、その方々と再会すること

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#私に衝撃を与えた映画10選

ツイッター上で行われている #私に衝撃を与えた映画10選  みなさんの回答を観ていると、すごく面白い。特に同業者の方のそれからは、その方の嗜好はもちろん、思考や、指向まで分かるようで至高のアンケートに思える。これからも施行して欲しい。

「殺しのリハーサル」&「みかんの部屋」

「殺しのリハーサル」&「みかんの部屋」

13日金曜日と14日土曜日の二日連続で、ミステリー舞台を観劇した。

13日の「殺しのリハーサル」(劇団ピュアマリー)は新宿全労済ホールにて山口馬木也さん主演の舞台であり、ちょうど昨日放映された「黒井戸殺し」でアドバイザーとしてクレジットされていた「コロンボ」研究家、町田暁雄さんと御一緒した。

「コロンボ」の脚本家としても有名なレビンソン&リンクの傑作であり、ミステリファンならテレビドラマなどで

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