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永遠についての証明
今回書いていくこと
こんにちは、こんばんは、なきおです。
今回は岩井圭也さんの「永遠についての証明」という小説について書いていこうと思う。
購入理由
数学を学問として勉強することは好きではなかったが、解けなかった問題が解けたときの爽快感は唯一無二であって、本作は数学に人生をかけるということを描いている作品であったため、読んでみたいと思い購入。
あらすじ
圧倒的「数覚」に恵まれた三ツ矢瞭司、同じく特別推薦生として数学科に入学した熊沢、佐耶の3人は、共同研究で画期的な成果を上げる。
瞭司が初めて数学の美しさを他者と共有できた瞬間だった。
しかし瞭司の才能は、築いた関係性を破壊していく________瞭司の死から6年、熊沢は遺されたノートに、未解決問題の証明らしき記述を発見する。
冲方丁、辻村深月、森見登美彦絶賛!選考委員の圧倒的評価を勝ち取った、第9回野性時代フロンティア文学賞受賞作!
感想
数学に特に強い興味はなかったが何かに打ち込むことの美しさを知れた。
瞭司は答えを求めひたすら数学に打ち込み、熊沢はどこか冷めたところがありながらも数学に力を注いでいて、佐耶はいろんなことをして自分に本当に興味があることを見つけていて、3人が人物としてちゃんと生きている感じがしてよかった。
評価
読みやすさ☆☆☆☆☆ 細かい理論の説明も少なく問題なく読めた。
内容☆☆☆☆☆ 数学が苦手な人でも読めると思った。
読後の満足度☆☆☆☆☆ 量も270ページということで是非読んでみてほしい。
最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。
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