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【無料版】源氏物語日記

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少年少女古典文学館(講談社)から出ている『源氏物語(上/下巻)』を数十年ぶりに再読し、感想をまとめた日記の無料部分をまとめたマガジンです。
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記事一覧

源氏物語日記(23/10/27)

源氏物語日記(23/10/27)

今週もつかれた~! でも、楽しいこともあったので、よし!
最近、おいしいお米をいただいたので、食がすすむ。
今朝はお弁当箱においしい白米を敷き詰め、野菜と照り焼きチキンをのせたお弁当を作り、お昼にぺろりと食べました。
お米がおいしいって、最高だ。

「藤の宴」(花の宴)

扇を交換して別れた女性は、実は弘徽殿の女御の妹(右大臣の末の娘)。
六の君だった。
六の君は東宮妃(源氏の君の異母兄の妃)にな

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源氏物語日記(23/10/24)

源氏物語日記(23/10/24)

ここ数日、私生活のことに悩みすぎて知恵熱が出ていました。
源氏物語を読むのも、お休みしていたのですが、
ゆるゆると読書を再開していきます。

新しい業務を任されたので、勉強の日々。
その合間に書く、この日記も、書き方が変わって
いくかもしれません。

「朧月夜の姫君」(花の宴)

二月の二十日すぎに、左近の桜の宴がひらかれる。
これには、帝をはじめ、藤壺の中宮、東宮、弘徽殿の女御、
源氏の君も参加

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源氏物語日記(23/10/12)

「皇子の秘密」(紅葉の賀)

物語は二月に。
藤壺の宮は予定のふた月も遅れて、ようやく出産しました。
帝は、源氏の君の赤ん坊のころとそっくりな皇子をみて喜ぶ。
「きれいな赤ん坊は、みな、同じにみえるのかもね」となにも知らずに、源氏の君に皇子を見せます。
源氏の君は胸の奥からさまざまな感情がわきおこり、泣きそうになる。

悲劇のヒロインならぬ、悲劇のヒーロー……いや、恋愛って理性でどうこうできるもの

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源氏物語日記(2023/10/11)

源氏物語日記(2023/10/11)

秋を楽しむこともなく、ただただ体調とメンタルが弱っている。
ひとり暮らしを焦っているせいかもしれない。
お金のこともあるので、なかなか決めるのが難しい。

「二条の邸の若紫」(紅葉の賀)

すっかり源氏の君になついて、愛娘のような存在である若紫。
でも、もう二人は夫婦(仮)なんですよね。
二条の邸に姫君を住まわせていることは、葵の上の耳にも入っており、さらに夫婦仲は冷めていきます。

今回、自分の

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源氏物語日記(2023/10/09)

源氏物語日記(2023/10/09)

 朝、内見したマンション周辺の下見をしてくる。静かな住宅街、といった感じで「暮らしやすそう」と感じる。
 

「赤鼻の遊び」(末摘花)

 二条の邸で暮らす若紫は、まだ子どもっぽいところもあるが、以前よりもっとかわいくきれいになっていた。
「この美少女を放っておいて、どうしてつまらない女たちを相手にしていたのか」と後悔する源氏の君。
自分から仕掛けておいて、なにを言っているんだ……。

若紫は絵を

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源氏物語日記(2023/10/07)

源氏物語日記(2023/10/07)

最近、本がぱたりと読めなくなった。
本、というか小説(フィクション)が。
「これはいかんぞー!!」と思い、読書欲を湧かすために、文庫『少年になり、本を買うのだ 桜庭一樹読書日記』(最近、電子書籍で復刊した)を読む。
この読書日記はべらぼうにおもしろくて、過去に五回は読んでいる。
それでも、いつも新鮮な気持ちで読める貴重な本。
読書欲も少しずつ回復してくる。

さあ、「源氏物語」を今日も読もう!

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源氏物語日記(23/10/06)

源氏物語日記(23/10/06)

前日にマンションの内見に行ったら、いろいろと悩んでしまい、
今日はすっかり疲れてしまっていた。
ひたすら寝て、体力回復させる。

「だんまり姫君」(末摘花)

だんまりな姫君に失望した源氏の君は、手紙も出さず、会いに行く気にもならない。
男性は、夫として、女性の元に三日間はつづけて会いに行くのがマナーなので、これは女性側からしたら侮辱にあたる。
「源氏の君、夢見すぎたな……姫君もかわいそうに」と思

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源氏物語日記(2023/10/04)

今朝は早朝に覚醒してしまい、そのままずっと起きていました。
ちょっと寒かったのと、まだ全快してない風邪がぶり返しそうだったので、足湯をしながら日記を書いたりしてました。
基本的に、日記は頻繁に読み返さないで、時間があるときにまとめて一気に読み返します。
今回、過去の日記を読み返していたら「本の薬局プロジェクト始動したい!」や「本の薬剤師になりたい!」と、頻繁に本にまつわる仕事をしたいという願望が書

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源氏物語日記(2023/10/3)

源氏物語日記(2023/10/3)

やりたいこととやらなくてはいけないことが、ごちゃごちゃしていて、すっかりそちらに体力を持っていかれていた。
仕事にうんうん唸りながら、疲れて寝てしまう日が続きました。
源氏物語も久々に読む。
うーん、継続ってむずかしい。

「荒れ邸の姫君」(末摘花)

源氏の君の乳母の一人娘である、命婦が二条の邸までやってくる。
源氏の君はこの命婦の陽気な性格を気に入っており、ときどき自分の用事にもつかうらしい。

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源氏物語日記(2023/09/30)

源氏物語日記(2023/09/30)

夜は肌寒くなってきた。
秋がきている。
しかし、こっちの秋はとても短い。すぐ冬になる。
毎日を新しい日として、味わおう。

「若紫の新しい暮らし」(若紫)

突然つれてこられた二条の邸での暮らしに、最初はおびえていた姫君(若紫)も、美しく整えられた部屋や美しい着物、めずらしいおもちゃに、今ではすっかり夢中になっている。
源氏の君にもよくなつき、夜は一緒に眠る(手は出してない。まだ)。
この無垢な姫

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源氏物語日記(23/09/29)

源氏物語日記(23/09/29)

う~ん、調子が悪い。頭がうまく回らない。
今日はさくっと「源氏物語」読んでいきます。

「消えた姫君」(若紫)

山寺にいた尼君は少し体調がよくなってきたので、孫娘を連れて京に帰ってきた。
季節もきびしい夏がすぎ、秋も終わるころ、源氏の君が尼君の邸をおとずれる。
一度回復しかけた尼君は、その後体調を崩し、とても弱り切っていた。
「もう私は長くない。孫娘がもう少し大人になったら、お目をかけてください

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源氏物語日記(2023/09/28)

源氏物語日記(2023/09/28)

今日は熟睡できなかった。
睡眠不足は風邪を引き起こす要因のひとつでもあるので、今夜はぐっすり眠りたい。
しかし、最近「本の薬剤師」としての活動内容がなかなか定まらず、あっちをうろうろ、こっちをうろうろしている。
「見ずに飛べ!」という言葉もあるが、小心者の私はどうしてもリスク(損失)を最小限に抑えておきたくなる。
また、自分の強みが、未だ見えてこない。
ただの本好きが「本の薬剤師」を名乗るのはおこ

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源氏物語日記(2023/09/27)

源氏物語日記(2023/09/27)

風邪が本格的になり、一日だけ、発熱していた。
今は、だいぶ回復しているが、おそるおそる、様子を見ている状態。
秋は好きなのに、季節の変わり目が心身共につらい。
どうやって、みなさんは季節の変わり目をのりこえているのだろう?
「そういうもんだあ」と気楽にしていればいいのだろうか。

「冷たい葵の上」(若紫)

北山での加持祈祷も終わり、数日ぶりに京へもどってきた源氏の君。
正妻・葵の上のいる左大臣家

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源氏物語日記(2023/09/24)

源氏物語日記(2023/09/24)

体調がびみょ~に悪い。
更新もしばらくお休みすることに。
ただ、書けるときに下書きを書いておこうと思う。

「北山の少女」(若紫)

おこり(マラリア)をわずらう源氏の君。
なかなか治らず(当時は、まじないや加持で治そうとしてたって
すごい根性だ)北山のお寺に、いい行者がいるとすすめられ、
お供を連れて北山へ。

岩屋の中で加持祈祷が行われ、それが終わり、帰り道に小柴垣できれいに囲んだ品のいい家を

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