REI理学療法士×Web3
医療・スポーツ現場を一年経験し各病態把握の大切さと同時に、それに反比例する知識不足に悩まされていました。そんな、悩みや不安を抱えている治療家は多いはずです。 このマガジンを読むことで、疼痛組織の鑑別や組織別の病態、治癒過程を学ぶことができ、患者さんや選手に対し、運動指導はもちろん栄養学的な側面からもアプローチできるようになります。また、その病態の予後を適切に把握し対象者や関係者に説明できるようになり、信頼関係の構築につながります。
目の前の患者さん、選手、お客様の悩みを解決し、信頼を得るセラピストになるためには、何を学び、どのような知識を持てばいいのでしょうか。 学生であれば 「今学んでいることは現場で役に立つのか?」 現場に出ている人であれば 「習っていない現象が目の前で起きている」 などと思っている方も多いはずです。事実、学生時代は僕も同じことを思っていましたし、現場に出た今、学校で習っただけの知識では太刀打ちできないことを実感しました。 そんな一年目の私が学生時代に教わったことや思ったこと
こんにちは。日々リハビリ知識やWeb3関する情報を発信ているREI(@honma.rei1008)です。 今回は、血圧の上下を調整している器官を治療するには?ということをテーマに勉強していきましょう。 結論 薬じゃなくてちゃんと治療できます笑 まずは、血圧はどのようにして上下を調整しているのかを知らなければ治療に活かせないですよね。 まだみていない方はこちらをみてから読み進めてください。 https://note.com/honmarei/n/ncc5cc31b0
「自律神経が乱れていますね」 「自律神経からきてますね」 こんなことを言っている治療科、言われている患者さんがたっくさんいるのが現実です。 もちろん僕もいいます 「自律神経が乱れていますね」 と言っている治療科はもちろん評価も治療もできているはずですのでこの記事はここでおしまいです。 「自律神経の評価?」「自律神経の治療?」こんな人はここから先有料級の情報が盛りだくさんです。 正直 「自律神経 リハビリ」「自律神経 評価」と調べても 生活リズムを整えましょう。バランス
こんにちは。日々リハビリ知識やWeb3関する情報を発信ているREI(@honma.rei1008)です。 今回は、血圧の上下を調整している器官を治療するには?ということをテーマに勉強していきましょう。 結論 薬じゃなくてちゃんと治療できます笑 まずは、血圧はどのようにして上下を調整しているのかを知らなければ治療に活かせないですよね。 まだみていない方はこちらをみてから読み進めてください。 まずはまずは、前提として慢性疼痛に対する治療で、血圧の上下を直接治療するので
こんにちは。理学療法とWeb3に力を入れているREI(@honma.rei1008)です。 僕は、患者さんとの会話の中でなぜ血圧は上下するのか?という疑問を持ちました。 学校では、絶対に習っていたはずなのに数値だけに目をむけ現象を無視し続けた結果、血圧が上下する原因を忘れてしまっていました。 今回は、血圧の上下を調整している機能5つのうち残りの3つを解説していきます。 Part1をまだ学んでいない方はまずはPart1をご覧ください。 >>Part1はこちら 簡単にP
こんにちは。理学療法とWeb3に力を入れているREI(@honma.rei1008)です。 日々患者さんの血圧を測定し、 「血圧安定していますね!」 「今日は少し高めですね?」 そんな会話をしているかと思います。 なぜその患者さんは血圧が安定しているのか、なぜあの患者さんは血圧が少し高めなのかを考えたことはありませんか? 薬を飲んでいるから、太っているからなどパッパッと浮かんでくるものがあると思いますが実はそれだけではないんです! そこで今回は、血圧はどのような機能
捻挫(足首)の症状 怪我と聞くと捻挫(ねんざ)を思い浮かべる人は多いはず。 そのくらい頻繁に見られる捻挫(ねんざ)。 「軽く捻っちゃった」 「昔頻繁に捻挫してたんだよ」 など、捻挫(ねんざ)を軽視する人が非常に多い印象です。 捻挫(ねんざ)は軽く見ると痛い目を見る 頻繁に起こるからこそ「軽い怪我」だと思っていませんか? 実は、捻挫は放置すると、腰痛や膝痛にもつながる怖さがあるんです。 捻挫のメカニズムを理学療法士が解説 そもそも足首の捻挫はどんなものなのか、なぜ腰痛や膝痛
捻挫(足首)の症状 怪我と聞くと足首の捻挫を思い浮かべる人は多いはず。 そのくらい頻繁に見られる捻挫。 「軽く捻っちゃった」 「昔頻繁に捻挫してたんだよ」 「歩くと足首が痛いけど歩けるし…」 など、捻挫を軽視する人が非常に多い印象です。 捻挫は軽く見ると痛い目を見る 頻繁に起こるからこそ「軽い怪我」だと思っていませんか? 実は、捻挫は放置すると、腰痛や膝痛にもつながる怖さがあるんです。 捻挫のメカニズムを理学療法士が解説 そもそも足首の捻挫はどんなものなのか、なぜ腰痛
サッカー等のスポーツで怪我をした。 すぐ治ると思っていたら、足の痛みが全く引かない! そんな経験がある方も多いはず。 僕自身も現役の時に怪我をして復帰…また怪我をして復帰の繰り返しでした。大会が近かったり、監督コーチ、先輩の目が怖いなど早期復帰してしまう原因はたくさんありますね。 治療が手遅れにならないように、実例から回復・リハビリのプロ「理学療法士」が正しい対処方法を解説します。 この記事で解説していること この記事で伝えているのは以下の3つです。 ・プロが教える外傷と
反射とは感覚受容器から求心性神経にによって伝えられた刺激が、意志とは無関係に脊髄などの中枢で切り替えられ、遠心性神経に伝達され、こう書きに反応を起こす現象。 反射の種類 反射受容器の存在する場所により4種類に分けられる。 表在反射→皮膚、粘膜 深部反射→筋紡錘、腱紡錘 病的反射→異常反射 臓器反射→内蔵 反射異常の意義①健常者でも腱反射が亢進、欠如することがあるので左右差の有無が大切 ②著明な更新があっても、左右差、病的反射がなければ神経症、精神緊張に原因するかもいしれない
損傷メカニズム①損傷メカニズム ・病態 皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層からなる。皮膚の機能としては、感覚器としての作用、体表の保護、排泄作用(汗)、体温調節、栄養分の貯蔵などがある。 皮膚・皮下組織の損傷は、創傷と言われる。「創」と「傷」は異なる損傷のタイプの総称として使用される。「創」は、皮膚の連続性が破綻した状態を指し、「傷」は、皮膚の連続性は保たれた損傷で皮膚の破綻を伴わない状態と定義される。・創傷を引き起こす力機械的要因:摩擦力、捻転力、伸長力、牽引力、剪断力、
脳神経とは脳神経は左右12対の神経よりなり、それぞれの神経は番号で呼ばれる。第Ⅰ脳神経(嗅神経)、第Ⅱ脳神経(視神経)は、末梢神経ではなく、脳の神経線維路である。 第Ⅲ脳神経(動眼神経)、第Ⅳ脳神経(滑車神経)、第V脳神経(三叉神経)、第Ⅵ脳神経(外転神経)、第Ⅶ脳神経(顔面神経)、第Ⅷ脳神経(内耳神経)、第Ⅸ脳神経(舌咽神経)、第Ⅹ脳神経(迷走神経)、第Ⅺ脳神経(副神経)、第Ⅻ脳神経(舌下神経)の10対は脳幹から出る末梢神経である。 嗅神経 嗅神経は臭いを感じる感覚神経
損傷タイプと重症度 半月板損傷 半月板は、大腿骨顆部と脛骨プラトーの間にあるC型をした線維軟骨である。荷重負荷に対する緩衝機能の他に、関節の安定性保持、回旋運動の許容、潤滑などの役割がある。 半月板損傷は単独で損傷する場合もあるが、靭帯(特にACL)損傷に合併する場合もある。受傷機転は、外傷、先天的な形状に起因するもの、加齢による変性に起因するものがある。外傷性の場合、繰り返される軽微な外傷や捻りや衝撃などの大きな外傷によるものと、前述のACLとの合併症があり、以下の7
障害メカニズム障害メカニズム ・病態 滑液包は関節周囲の組織間に存在し、滑膜細胞と類似の間葉系細胞で内面を被覆された袋様構造である。筋肉、腱、靭帯、関節包などの組織間にあって、関節運動に伴う組織間の摩擦を軽減する。滑液包炎は外傷や感染、他の炎症症状から生じる滑液包の炎症である。炎症が生じるとしばしば液が貯留し腫大する。しかし、滑液包の膨張は炎症によるものではなく、隣接する他の組織の異常により膨張すると考えられている。 ・病的変化 異常な滑液貯留、滑膜肥厚、あるいは双方によ
筋損傷のメカニズム 筋の機能は骨格筋を動かすことのほかに、姿勢を保つ、収縮により熱を産生する、内臓の保護の役割がある。 筋損傷は挫傷、肉離れ、裂傷によって引き起こされる。挫傷は筋が直接打撲のような急激な圧迫力を受ける時に発症する。これは、コンタクトスポーツに好発する。一方、ジャンプやスプリントでは肉離れが主である。柔軟性不足やウォーミングアップ不足、水分不足などにより、運動時に筋に過剰な張力がかかり筋線維が過伸張されることで起こり、筋接合部の周辺で損傷する。また、表層の二関
筋緊張検査 筋緊張は、運動野・基底核・中脳(網様体)・前庭・脊髄・神経-筋系の6つノレビルによってコントロールされている。このうち、運動野から前庭の働きは上位中枢のコントロール、それ以下は伸長反射による筋の緊張保持の働きとなる。 筋緊張の亢進 Hypertonus a.痙縮 運動速度で抵抗力が変わる。受動運動は早く動かすほど抵抗が大きい。関節運動の初めは抵抗が大きく、あるところまで動かすと抵抗は抜ける。 →claps-knife phenomenon 屈筋または