マガジンのカバー画像

これだけは知っておきたい組織別の病態と治癒過程

8
運営しているクリエイター

記事一覧

筋・筋膜障害を見る上でこれだけは知っておきたい病態と回復過程

筋損傷のメカニズム 筋の機能は骨格筋を動かすことのほかに、姿勢を保つ、収縮により熱を産生…

800

施術・リハビリ前の問診の進め方と組織の鑑別 。治療対象となる組織を見…

問診①性・年齢・職業 ②主訴及び初発症状の内容とその時期 ③発病の様式  特発性、急性、徐…

300

半月板・関節唇障害を見るうえでこれだけは知っておきたい病態と回復過程

損傷タイプと重症度 半月板損傷  半月板は、大腿骨顆部と脛骨プラトーの間にあるC型をした線…

500

これだけは知っておきたい皮膚障害の病態と回復過程

損傷メカニズム①損傷メカニズム ・病態 皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層からなる。皮膚…

500

滑液包障害を見るうえでこれだけは知っておきたい病態と回復過程

障害メカニズム障害メカニズム ・病態  滑液包は関節周囲の組織間に存在し、滑膜細胞と類似の…

300

骨障害を見る上でこれだけは知っておきたい病態と治癒過程

損傷メカニズム①損傷メカニズム  骨折とは、骨が持つ強度以上の外力が加わることで、ひびが…

500

靭帯・関節包障害を見る上でこれだけは知っておきたい病態と回復過程

捻挫を早く治すには 足の怪我の対処はこちら 損傷メカニズム  靭帯は主として、水、I型コラーゲン、Ⅱ型コラーゲンからなり、強大な外力に抵抗できるよになっている。靭帯や関節包の損傷は、長軸方向への伸張ストレスによる組織の損傷を指す。組織によりばらつきがあるものの歪みが10〜30%を超えると完全な断裂に至る。一方、一度の伸張ストレスで断裂に至らないものの、反復して伸張ストレスが加わることで断裂に至ることも示されている。また、伸張ストレスと圧縮ストレスが同時に加わることで組織

有料
500

腱障害を見る上でこれだけは知っておきたい病態と回復過程

病態モデル  腱損傷は、スポーツ外傷のほか筋の退行性変性、リウマチ、変形性関節症、骨折な…

500