ホモルーデンス🔷トラウマ×数学の先生

毒親育ち|HSP気質|発達性トラウマ|鬱病(寛解)|京都大学法学部卒|新卒一斉就職から…

ホモルーデンス🔷トラウマ×数学の先生

毒親育ち|HSP気質|発達性トラウマ|鬱病(寛解)|京都大学法学部卒|新卒一斉就職から離脱|カウンセリング・セラピー・スピ・代替療法など20年ほど遍歴|ほとんど非正規の職歴|塾講師を経て家庭教師(オンライン・数学)

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繊細な先生が特徴を強みとするために必要な2つのこと

HSP気質と、幼少期の不適切養育によるトラウマの影響を抱える私が、特徴を強みにして働くことができるようになった体験から、広く一般のお役に立てそうな教訓と情報を書きます。 HSPとはHighly Sensitive Person(とても敏感な人)の頭文字を取った言葉です。 私にはこんな特徴があります。 ・母親によれば「触ったら壊れそうな子供」 ・保育園~中学校まで、集団生活が恐怖 ・飲み会で、人に何気なく言われた一言を深く受け取ってしまい、一か月引きずる ・人と会った後は、

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    • 自己紹介

      ************************** 1972年 滋賀県生まれ 四人姉妹の長女  強度のHSP気質 私が小学6年の時、妹たちは4年、2年、1年という歳の差が小さい姉妹 精神的に過酷な幼少期を送る。家庭や学校に安心できる居場所がなかった。 読書とピアノ、お絵描きに安らぎを求める。小学生の頃から時刻表を読み、15歳で青函連絡船に乗る一人旅に出るなど行動力もある。 県立トップ校の数学のテストで200点中21点をたたき出してしまい、自信を喪失、理系を早々とあきらめる

      • 喜びが1ミクロンぐらいじわる 

        入学して32年過ぎてやっと、京都大学に合格した喜びがじわじわくる。。。 私は喜ぶ回線が極めて細いようです。ということが先日のセラピーでわかりました。危険や恐怖は圧倒的なリアルさをもって迫り、しつこく残るのに。 今も覚えているできごとがあります。1992年3月10日、合格発表のあと家族ぐるみでお付き合いのある一家がお祝いしにきました。大騒ぎのさなかに末娘がぼそっと「あまりうれしそうじゃないね」グサッ。見られてはいけないものを見られた気がしました。そういえば、高校生の頃も友人

        • 不合理な思考を無理に手放そうとしてしんどい努力をしている方へ 違うアプローチがある

          近頃カウンセラーやセラピストがとても増えているようです。その人たちのブログを読むと、「もう役に立たない思考を手放そう」「過去のことをいつまでもぐちぐち言わず未来を見て」「ネガティブな考え方の枠組みを作り直し」などという言葉を頻繁に目にします。トラウマを抱える人は「それが出来たらどんなにいいか!」と思うかもしれません。 最近も、Xでフォロワー数38万人超の有名人が以下のような投稿をしました。 「そもそも嫌なことをいちいち思い出して毎回嫌な気分になるのおかしくない?苦しい過去も

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        • 回復の軌跡 闇から光へ
          13本
        • 愛の不時着を語る
          11本

        記事

          トラウマを抱える人がビジネスを習うのは容易なことではない 先生は熱血だが正論を押しつけてくる

          発達性トラウマに働きかけるセラピーを受けること3年半、回数にして60回ぐらい。かつてに比べてだいぶ平穏な日々を送れるようになりましたが、たまにトラウマが再燃するようなできごとがあります。世の中には色々な人がいて、不穏なできごとを全て避けきれるわけではありません。 トラウマを抱える人がビジネスを習うときに、大きな壁があります。ビジネスで成功した人は、元気よく熱血でガツンと指導して奮起させるようなスタイルをとることが大部分です。今の社会では小さなことにくよくよしない、気合と根

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          バランスを崩したまま走り続けた人生

          神経系を整えるセラピーを受けて3年半ほどになります。セラピストは元看護婦です。先日の健康診断の血液検査の結果を分析して、私に相応しい栄養の取り方や生活指導をしてくれました。どうやら私は血糖値が乱高下する状態らしい。 セラピストいわく「長期にわたって厳しい環境で生活した人に見られることだけど、エネルギーを消耗した状態が続くので、脂肪を燃やしてエネルギーを補充しようとする。中性脂肪の値が100を切ると危うくて、70を切るとかなりしんどい。そしてホモルーデンスさんの数値は64です

          バランスを崩したまま走り続けた人生

          脳の火災報知器が”誤作動”しなくなってきた

          朗報です。扁桃体が落ち着いてきたみたいです。前ほど警報が出ません。扁桃体とは脳の火災報知器のような部分です。私は精神的な虐待の後遺症でこの部分が過剰に活発で常に警報を出し続けているようです。仕事の〆切がある、お客様はとても好意的で親切な方、でも「危険!注意しろ!」みたいな。 参考)不適切な養育で傷ついた私の脳 クマに襲われたわけでもないのに、この世の終わりのように警戒し緊張し恐怖におびえます。学生時代の友人いわく「何もないところで崖っぷちのように慌てるよね」。おそらく物心つ

          脳の火災報知器が”誤作動”しなくなってきた

          月一セラピーの日でした 恐怖また恐怖 身動きできないのは訳がある

          オンライン家庭教師のマッチング会社は多数あります。個人契約のオンライン家庭教師として少しずつ生徒さんが増えていますが、増加率は微々たるもので当座の生活費が心配になってきました。どんなにうまくいっても卒業する生徒さんがいます。一人やめると収入がガタっと減ります。 「普通に考えて」契約会社は単価が低くても集客を全部一人でしなくていいので楽ですよね?会社によっては個人営業をしなければならないところもありますが、少なくとも家庭教師を探す目的の人しか会社のHPを見ないので、流し読みす

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          人間不信はトラウマのサバイバーには適応的なもの 自分を責める必要はない

          大変勉強になる「サバイバーとセラピストのためのトラウマ変容ワークブック」。この個所を読んだとき本当に気が楽になりました。他人に心を開けないと悩む方はぜひご覧ください。 子どもの頃、悲しみや怒りといった感情を表すと母親が反射的に抑えつけました。たぶん母親自身のトラウマのために我が子つまり私の感情を受け入れる余地がなかったのだと思います。そこに最初の子であるがゆえの子育ての不慣れ、夫は企業戦士で家庭に不在など悪い条件が重なり、幼い私の養育環境は非常に厳しいものでした。 幼子は

          人間不信はトラウマのサバイバーには適応的なもの 自分を責める必要はない

          凍り付いた幼い私が今も息づいている まずは彼女を温めるところから

          今日から師走。月一のセラピーの日でした。4歳か5歳の私が見えました。ぼんやりと魂が抜けたような顔をしてたたずみ、心なしか体温も低そうです。ついでに言うと色も薄い気がしました。彼女は心ここにあらずという感じで棒立ちしているのです。なぜ? 意識がここにあると耐え難い辛い現実のなかで私が生きていたからのようです。詳しい方はわかると思いますが「解離」という状態です。生き残りのために身体は無意識にそういう状態になったのですね。凍り付いた幼児の私は、51歳の今もそのままの状態で私の中に

          凍り付いた幼い私が今も息づいている まずは彼女を温めるところから

          「男性に溺愛されると女性は幸せになれる」という幻想

          「我が意を得たり」というツイート(今はポストか)がありました。 どうですか。見事ですね。「誰か(この場合は女性)を心底愛してまともになった男性」って映画やドラマ、小説の一大テーマだと思いますが、それをバッサリ笑。これが令和の流儀ですか?だったら面白すぎます。 相変わらずメディアは「女性は男性に溺愛されれば幸せになれる」という幻想を振りまいているようです。恋愛に一生懸命で人生がおざなりになる女性は、私の年代では当たり前でした。「お嫁さんになるのが夢」という言葉が今よりずっと

          「男性に溺愛されると女性は幸せになれる」という幻想

          寄せ集めのクラスに夢を求めるより安心して勉強できる場にしよう

          最近、Xで小学校の教諭と称する人のポストが大炎上してとうとう削除されました。大きな注目を集めたのには理由があります。小学校が針の筵だった元子どもとして感じることを書いてみます。 発端となった「こんなクラスがいいな」 ポストが存在していたとき抜き書きしました。 「こんなクラスがいいな」というタイトルの元 ・一生懸命にする ・忘れ物0 ・話が聞ける ・楽しむ気持ちがある ・小さな優しさがある ・一日一笑 ・やるべきことをやる ・あいさつができる

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          身体が安心を感じるとお仕事の依頼がやってきた

          先日ソマティックな手法のセラピーを受けた後の変化がとても興味深いので書きます。セラピーの手法については末尾に書きます。 わけもなく感じていた焦燥感が激減した 授業をする圧迫感や焦燥感がかなり減りました。念のため、いわゆる難しい生徒ではなく好意的な親子さんにも関わらず必ず焦燥感がありました。ちなみに授業を開始して半年経過しているので、不慣れなためではありません。 「私は結構よくやっているのかも」という気がしてきました。何万回自分に言い聞かせても友人知人に言われてもなかなか

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          覚えがあり過ぎる「身体はトラウマを記録する」

          気になっていた本を買いました。いやはや買ってよかった。思い当たることが多すぎます。そして私が必要なものをうまく選び取って回復への道のりを歩んでいることがわかりました。まだ読了していないのですが感じることが多々あります。以下本を引用しつつ感想を書きます。まとまりはないのですが今の新鮮な気持ちが伝わるといいなと思います。 私は自律神経を整えるセラピーを継続して受けているのですが、まさにトラウマの記憶がコード化(実にうまい言い方)されているのを感じます。そのコードを一つ一つ解除し

          覚えがあり過ぎる「身体はトラウマを記録する」

          中学校の人権侵害3点

          学校は人権侵害の要素が満載です。1.服装や持ち物など細かく生徒を規制する校則、2.生命の危険があるのに野外スポーツをさせる体育と部活、3.内申点という呪縛の3点について書きます。 1.服装や持ち物など細かく生徒を規制する校則 「靴下は白、染髪禁止、生まれつき茶髪の生徒は地毛証明を出す、髪を留めるゴムの色は黒、」などなど、事細かに服装や髪型を決める校則は理不尽です。制服は夏暑く冬寒い。スカートは足腰が冷えます。女子は腰回りを温めることが健康に必須なのに。 服装・髪型が学習に

          51歳の私が五十肩未経験な理由

          加齢に伴う変化は当然ありますが、酷い更年期障害のようなものとは無縁です。特に五十肩になったことがないというと、鍼灸師さんが「羨ましい」そと仰いました。プロがそう言うならこれまでの工夫はそれなりの価値があると思い、まとめてみます。以下、栄養や民間療法の例もありますが、あくまで個人の体験談です。万人にお薦めするわけではありません。 理由その1 とにかく無理をしない。逃げられるものは逃げた。 正社員も家庭を築くことも子どもを持つことも、とにかく負担になりそうなことから逃げまくり

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