トラウマを抱える人がビジネスを習うのは容易なことではない　先生は熱血だが正論を押しつけてくる

発達性トラウマに働きかけるセラピーを受けること３年半、回数にして６０回ぐらい。かつてに比べてだいぶ平穏な日々を送れるようになりましたが、たまにトラウマが再燃するようなできごとがあります。世の中には色々な人がいて、不穏なできごとを全て避けきれるわけではありません。

トラウマを抱える人がビジネスを習うときに、大きな壁があります。ビジネスで成功した人は、元気よく熱血でガツンと指導して奮起させるようなスタイルをとることが大部分です。今の社会では小さなことにくよくよしない、気合と根性で乗り切れる人が成功しやすいので。でもそのスタイルは、トラウマを抱える人にはとても辛いものになりえます。

今回、激しく動揺して身体に症状が出ながらも、どうにか乗り越えることができました。セラピーと本を通じて得た知識が役立ちました。記憶が風化しないうちに書いておきます。同じような苦しみを抱える方の参考になれば幸いです。

以下、有料部分にも会社名や人物名は出しません。ネガティブキャンペーンを行う意図ではないからです。広く起業コンサルなどに一般化してほしいからでもあります。

経緯

私の本業はオンラインで指導する数学の家庭教師です。体力気力を使うハードな仕事で、教えられる人数に限りがあります。ましてや私はトラウマを抱えてセラピー継続中の身、普通の先生に比べて稼働率がどうしても低くなります。違う形態の収入源がほしい、というわけで電子書籍に目を付けました。

お仕事ブログは７年ぐらい続けて1800記事以上たまりました。書籍化には十分な量です。数学というテーマも近頃人気なので、本にすれば読んでもらえる可能性は高いと思います。でも、ただ書けばいいというものではありません。然るべき企画を練って執筆・構成のうえ本にまとめる方法を、どこかで学ぶ必要があります。出版コンサルやスクールはたくさんありますが、どれにするかな。良さそうなところを見つけてオンライン説明会に申込みました。

やり手社長と画面越しに対面するうちにすっかり調子が狂ってしまった