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「時短」「育休」と「一戦から退く」をイコールにしない

非常に期待していた若手(男性)が、育児勤務(フルタイム勤務だが残業制限)に移行するという。それは良い。歓迎!業務量の調整はマネジメントの仕事だ。色々と考えた上で選択したであろうことを称えたい。

モヤモヤしているのは、これに付随する、
なのでリーダーを降りる

は!? なんで???

事後に、上の人から聞いたので、本人の希望かは分からない。育休中の今、手出しはできぬ。

何故違和感が拭えないのかというと、時間あたりの単価は、変わらないから。むしろ、超過勤務をしないぶん濃度がより高くなる場合も多い。
なのに、、より責任の小さな仕事にうつる、それ、アリなん??

いや、ありなんだけどさ。単価が変わらないのは今この瞬間で、長期的に見たら、昇進昇給遅れる可能性あるし・・
でも勤務時間外じゃないとできない仕事って、そんなにたくさんないよ!?

何より気になったのは、その人がリーダーを降りることに対しての、「育児勤務ならしょうがないよね」という周囲の”空気”だった。

でも、じゃあ、私はどうなるのさ。リーダーのまま、妊娠出産してその後時短で、時短のまま昇進して管理職やってますけども、、

やろうと思えばできる、でもそれは「特殊なケース」と言われてしまう。
いまだにそれが、現状なのか。

***

自分は「時短勤務したいが仕事は好きで頑張りたい」という道を選んだのだが、女性管理職すら珍しいという会社では、それは平坦な道ではなかった。

妊娠する前には、家庭でなく仕事に生きるんだよね(妊娠の予定は無いだろうな)的な圧力をかけられたし、妊娠を告げたら、ポジションを誰に譲るか?(一時的な、という意味でなく)と言われた。時短なのに昇進というのも、前例が無いと反対意見があったと聞かされた。

もちろん、本人もしくはパートナーの出産後には昇給や昇進よりもなるべく負担の少ない業務につくことを重視したい、という人がいるのも承知している。
それも生き方だ。

だけど、、
「今は時短がいい、でもその中では全力で仕事したいし仕事の中身は正当に評価されたい。」

そういう人も増えて欲しいし、それが認められて欲しいよ。

ただ、いわゆるオールドボーイズネットワークが強固な会社では、ひとりの力で風土を変えることは難しい。

そんな事を悶々と考えているときに(考えていたから、かもしれない)、ワーママの転職をサポートするQOOLキャリアという事業を立ち上げた酒井さんと知り合った。育休中でも、子ども抱っこしながら面談できるって、そんなの今まであった??

私は業務の特殊性から、自分が会社を変えていくことを今のところは選んでいるが、職種によっては転職をする方が近道。
QOOLキャリアのサービスに救われる人がいて欲しいな、と思う。

こちら、ご紹介。

QOOLキャリアは、子供を産んだ後も変わらず「やりがい」を持って働きたい人に特化した転職エージェント。
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どうか、必要な人に届きますように。
(酒井さん、ありがとうございます)

時短の人も育休をとった人も、働いてる瞬間の自分の価値が以前より落ちるわけではない。甘えず、胸を張って堂々と、良い仕事をしよう。


蛇足だが、甘えずとは「時短だし」と自分に言い訳して手を抜くのでなく、という意味。人の好意には、甘えた方が良いです。思いやり、助け合いはまじ大事。


***

昨日読んだ本。

中谷美紀で映画化、と帯にあるにも関わらず、横で息子がYouTube見ていて頻繁に「楽天モバーーイル!」とCMが流れていたせいで、全部米倉涼子で脳内再生された。夫はなぜかオードリー若林で。



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