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#303 当日欠勤に診断証明書はいらない

 こんにちはパプアニューギニア海産代表の武藤北斗です。 

 実はまだコロナにかかったことがありません。もしかすると手を洗わなくても平気で素手でパンを食べる私は菌などに強いのでしょうか。

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 さて最近またコロナがはやってきたそうですね(他人事になるとかかりそうなので気をつけます)。そう言えば先週もパートさんから連絡がありました。コロナだからと連絡する必要はないのですが、2週間で20時間以上勤務の規定が守れそうにないということで。

 ちなみに有給休暇などは理由を聞きませんが、今回のようにルールを守れない旨の報告の場合は理由を聞きます。ルールとして決まっている事は理由はいらないけども、ルールを守れない場合の報告は理由がいるという線引きです。

 で、そのメール連絡の時に一つ質問をもらいました。

 『コロナの診断書は出した方がいいですか?』と。

 そう言えばフリースケジュールを始める前の私は、当日欠勤する際は病院からの診断書を提出するように言っていた時期がありました。今考えるとあれはただの嫌がらせに近かったなと思います。シフト通りに来いよ、欠勤するなよという圧力でもあります。本当に嫌なリーダーだったなと思います。

 今はフリースケジュールだからそもそも欠勤連絡の必要がありませんが、あらゆることで圧力よりも信頼関係を大切にしたいと思っています。仲良くなる必要はないけど信頼関係は必要です。

 ですが従業員だから信頼しますということではなく、対話し一緒に働く中で少しづつお互いで築いていくものだと思います。そして経営者やリーダーが忘れてはいけないのは、信頼関係を築くための土台(組織としてのあり方)は自分が作らなければならないということです。従業員に『私があなたを信用できるように考え動いてください』ではないのです。

 さて、そのメールには『診断書はいりません』と答えました。信頼関係を大切にする中で病院の診断書なんてものは必要ありません。あなたが私に語ってくれることが全てです。

 今回の投稿で言いたいのは、昔からの名残で何となくで提出を義務化しているものがあったら、早くやめた方が良いということです。

 うちはフリースケジュールですから休む時に提出するものはありませんが、普通の会社であれば当日欠勤したら後から何か提出するのではないでしょうか。休んだ日を記録するためなら理由はいらないし、ましてや診断書など絶対に必要ありません。そこで失われていく信頼関係に目を向けてみてください。

 『いや、診断書を出した方が従業員自身がスッキリする』なんてことを経営者の人に言われたことがあります。しかしそれは信頼関係がないからこそそんな考えになってしまうのだと思います。

 従業員を縛り管理するための書類提出は百害あって一利なしです。

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パプアニューギニア海産
代表取締役工場長 武藤北斗


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