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【やればできる!】二重肯定で良質なコミュニケーションを。344日目



◇二重否定と二重肯定



年末になり、仕事や家庭の事、学生さんであれば試験や受験。様々なやらなければならない事が増えてきますよね。


そんな時、思考に出てきやすいのが、二重否定です。


二重否定について簡単に説明すると、


『勉強しないと点数は取れない』


などの否定を表す言葉が重なることです。


できないはずはない。などの強い肯定を表す事にもなりうるのですが、先程の勉強の例のように、『〇〇しないと△△できない』という表現だと、焦りや不安が強くなってしまいます。


「終わらせないと帰れない」


こんな感じで。集中を促したりと言う事にもなるのですが、どちらかというとプレッシャーとなりやすいんですよね。


反対に二重肯定は、『早く終わらせれば、早く帰れる!』と言うような感じです。


自分でプレッシャーをかける上で、二重否定は有効ではあるのですが、相手に対して、二重否定を用いる事は出来るだけ避けた方が良いかなと私は思います。



◇二重否定を使ってしまう背景



相手に対して、二重否定を用いる背景として、相手をコントロールしたい欲が強い事が挙げられます。


子育ての場面だと、『早く寝ないと、明日起きられないよ!』とか、『宿題しないと、先生に注意されちゃうよ!』など、子どもを動かすために。


仕事の場面だと、『ノルマこなさないと、給料下がるぞ!』『早く終わらせないと、帰れないぞ!』など、部下や社員を動かすために。


人をコントロールしようとする事は少なからず皆さんもあるかと思います。でも、人は変えられないので、お互いがモヤモヤしてしまったり、思い通りに動かない事にストレスを抱いてしまいます。


だからこそ、二重否定は他人にではなく、自分に使う方がまだ良いかなと思います。


あくまで、自分にハッパをかけるためにであれば。


でも、私は二重肯定を強くオススメします!



◇二重肯定をオススメする理由



先程の子育ての話において、『早く寝ないと、起きられないよ!』と言われた子どもからすると、『親は自分を寝かせようとしている、、』と、被害者意識が芽生えてしまいます。


さらに、親御さんも『うちの子は言わないとやらない』という錯覚を起こしてしまいます。


そんな事を防ぐために、二重肯定を使ってみましょう!


先程の、早く寝ないと、、の例を二重肯定を用いると、


『早く寝れば、明日気持ちよく起きれると思うよ!』


など、動かそうとするのではなく、相手にメリットをイメージしてもらえるような声かけがポイントになります。


更に、自分自身も動かそうとしているわけではないので、動かなくても無駄なストレスが生じにくくなります。


子育てにおいても、社員教育においても、自立した人間を育てるために、相手が被害者意識を持たずに自分の判断で行動することが比較的できるようになります。


とある芸人さんの言葉で、


『やればできる!』


という言葉がありますが、二重肯定をわかりやすく表しています。


『やらないとできない!』と言ってたら人気は出ないですよね。笑


自己肯定感を高めるためにも、二重肯定は特に役立ちます。


相手に何か伝えたい時や、自分を奮い立たせたい時には、ぜひ二重肯定を用いてみて下さい。


確実にコミュニケーションの質と、人間関係も良くなります。


困ったら、『〇〇すれば、△△できる』マインドで接してみましょう!



本日も最後までお読みいただきありがとうございました😊


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