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#読中感想文
考えごと日記その9 「『アヘン戦争から開放まで』を読んで、宣教師の役割を考える」
今、「アヘン戦争から開放まで」を読んでるのだが、そこにイギリスから中国へ渡った宣教師の役割が記されてある。そこには、表向きはキリスト教の布教、しかし裏の役割は中国の調査と中国語の習得だというのだ。
そしてアヘン戦争後の談判で、中国語を習得した宣教師が通訳をつとめるのだ。宣教師は当然ながらイギリスに有利になるよう交渉を運んでいく。そして不平等条約が結ばれるようにしたのだという。
そこで思うのは、
「サピエンス全史 下」 スペインによるアステカ帝国の植民地化と日本の幕末明治維新を考える
15世紀にメキシコ一帯を支配していたアステカ帝国。本書にはそのアステカ帝国をスペインが滅ぼし、植民地にした工程が記されている。これが非常に興味ぶかい。
なぜかというと、その流れが日本の幕末にそっくりだからだ。とはいえ流れはそっくりであっても、その異国人の来訪にたいしてのアステカ人の行動と、日本人の行動に違いがみられる。その違いについて考えてみたい。
そのまえに、まず幕末における欧米の日本植民地