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《障害者枠就活》支援を受けている私が支援員側の本を読むワケ。

(今回の記事は口語と文語が混じってしまっています。感情に任せて書いてしまいました。)


私は本を読むのが好きだ。

基本的にはどうしても自分自身の病状を軽くしたくて「心理学系」「精神科医監修本」「〇〇障害」「トラウマ治療系」「インナーチャイルド・セラピー系」とかなんとか必死に読んでしまうんですよね。
本棚はまるで専門家みたいになっています。


私は精神障害の手帳を持っているため、いろいろな福祉支援や、就労支援を受けています。


ハッキリ言って、完全に支援される側の人間です。


◎どんな気持ちで支援してくれてるのかな?


それでも、私はたまに「支援員側の本」も読みます。
支援員さんのテキスト的なものを。

読んでいてショックを受けたり、悲しくなったり、耳が痛かったりもする(目で読んでるのにね・笑)。

こちらが聞き分けのないことを言ってしまったんだと反省したり、支援員さんの発言の意図を汲もうとしたりするんです。
たまに
「あの受け答えは“支援員さんの定型文”だったのか。
ふむ、トラブルを避けるにはあのような言い回しが有効なのか…なるほど」
と人対人のやりとりのお手本になってくれたんだと気づいたりする。

私はとても運がいいというか、割と「持ってる女」のようです。
今まで合わない支援を受けたことが数回あるけれど、大抵はたくさんの支援員さんにバックアップされながら就活していく形をとれてきました。

私にとって印象の悪かった支援施設は、あくまでも私と合わなかっただけで、❝相性の問題❞だったと思っています。

私のニーズと相手がしたい支援が食い違っていただけだと思っています。


良くも悪くも、支援員さんたちに私は正直に話します。

『私は危険な実家から逃げなくてはならなかったから、悠長にかまえた支援施設では焦りと不安で かえって苦しかった』
『障害の種類や度合いが違いすぎるひとの問題行動に悩まされてしまう施設だった。
障害の程度や性別によって向き不向きがハッキリ分かれますね…ココは』

支援員さんにオススメしてもらったことは、とりあえずやってみるタイプの私はしっかり施設見学に出掛けてしまいます。

結構素直に感想を述べてしまいます。
それもまた支援側のデータになるから構わないんだと思っています。

たまにそのフィードバックやらすり合わせをいい加減に済まそうとして、やんわり叱られますが…その度にちゃんと反省します。

ちゃんとお相手の顔を立てるのも、巧く立ち回る基本のようなので身につけたいです。


◎生い立ちや年齢すら『素直』のもと

もう、私はアラサーを名乗れません。

私が育った(生きていた)家庭は崩壊していたし、義務教育以外はほとんど受けていないんです。


幼い頃から『防御一点張り』だったので、人間関係が下手な自分が情けなくなります。

ああ、私はなんにもわかってなかったなぁ…って泣くことも多いです。




だけど、いま支援を受ける側の私はその『支援』を通して学び取れることは学び取りたい。

家庭や学校や社会から学べなかったことはたくさんあるけど、いま置かれている状況は決して悪くない。


支援を受ける側として、支援を受け取って。
そこで初めて知ることもある。

支援は受けられて当然ではない。

私は運良くたくさんの支援を受けられている。

たまに、いやいつも悩む。

そんなときは相手がどんな気持ちで支援をしようとしてくれているのか考える。

支援員さんのテキスト読んで、また考える。

セオリーだからあのように仰ったのかな…。
私自身で考える時間をくれたんだな、きっと。

支援員的セオリーとは違うこと仰ったなぁ、今日は。
じゃあ、今回私が抱えている問題はよっぽどレアケースかな…
それとも、私には何か突出した能力があるんだろうか。
その何かで今回は強行突破もありなのかな?
(ワタシいっつも強行突破じゃんか…)


こんなに考え続けるのは身体に毒だと私に言う人もいる。

…そうだね。
脳みそ常時フル回転。
水車がついてりゃ、自分ちの電気代いくらでも水力発電でまかなえそうだ。



支援を選ぶのは、支援を受ける側の権利だ。

いまはたくさんの支援の中から自分に合ったものを選べる時代になった。

(私がまだ若かった頃は面接に行っても
『はぁ?心療内科通ってんの?
いらないんだよね〜、障害者とか(笑)。』
と履歴書を返されたりしたものだ。
社名出さないでやるぜ♡
感謝しやがれ♡←今や超大手企業さま)


支援を受けられる世の中になっても、私はそれを当たり前と思わない。
いや、思えないんだろうな。



◎当たり前?当たり前じゃない?


(私は経験的に後者だと思ってしまう。
もちろん、当たり前に支援が受けられるのはいいことに決まっている。)


あくまでも人対人の関わり方を学び取るつもりで支援を受けている。

よくあるのは上下関係になってしまう事案だが、それも今は心配していない。
私はもはやアラフォーとなり、対する支援員さんは若くなってくる(笑)。


だって、ありがたいじゃない。
仕事かもしれないけど、私の就活が上手くいくようにフォローしてくれてるんだよ?
困ってること聴いてくれるんだよ?
一緒に考えてくれるんだよ?


私は家庭や学校は恵まれなかったし、いまでも健康面はすごく不安だよ。

だけど、支援という『仕組み』であっても私は支援してもらえて嬉しい。

しょっちゅうヘマするけど、たまに『それはよろしくないよ』『そんな風に考えなくていいよ』と教えてもらえることは、私には貴重なことだから。


ちょうど仕事が見つかったので(ご支援あって♪)、『私が支援を受けるときのスタンス』を語っておきたかったです。




私は支援してもらう側だけど、支援員さんのテキストも読む話でした。

たまに、『合わない支援』に当たるかもしれないけれど、相手側の置かれた状況や相手側の立場を考える機会だったんだなって思うと楽になれたよ、私は。

何でも受け取りようだから。


悲しいことも、嬉しいことも、たくさんある。


たまに『支援なんか…!』という記事を見かけるし、私も書いたことがあるけれど、何だかんだ…やっぱり私にはありがたいんだ。

嬉しいんだ。

支えてくれる人がいるのってさ。
しかも、たくさん(笑)。



これね、いつも支援員さんに言われるの。
『え?ほっこり〜ぬさん〇〇さん(支援員さん)とも知り合いなの?
え?△△さんもつながってるの?
え?◇◇さんとも面識あるの?
え?✕✕さんが前は担当だったの?
社労士の□□さんも知り合いなの?
…最強のメンバー揃えてるじゃないの(苦笑)。』

えへへ(*´ω`*)


自分にできないことしてくれるひと、みんなにありがとっ♡
って思えるのが自分の一番強いとこ。
たぶん。


だって、私にはできないこといっぱいあるし、知らないことも多いから。







読んでくださった方、ありがとっ♡




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