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ひきこもりを作りだす親の対応について

あなたは、わが子が

「自分と同じように育つ事が
 あたりまえと思ってませんか?」

子供の言動が自分と違うからと、
「おかしい」とか「普通と違う」
と言ってやめさせたりした事は
ないでしょうか?

自分の子供の考え方が違う。
反応や行動が「普通」と違う。

そう感じたことはないですか?

そもそも「普通」とは何か?

そして子供の言動がいったい何と
比較して違うのでしょうか?

それは

つまり私(自分)

親であるあなたと違うのでしょう。

あなたの考えが子供と同じならば、
それは異常です。

子供とはいえ、人間には個性があり
人それぞれ違います。

たとえ親子だったとしても
生まれつき備わった個性や性格は
似ていなくてもあたりまえです。

どちらかの親に顔が似ている
ということはあります。

親御さんの中には、
親子なのに違うという事に対して

「違うはずはない、似ているはず」

と思い込んで、似せようと躍起になり

「似ていないはずがない」

と信じて疑わない人がいます。

自分の子供が育っていく過程で
あなた(親)の子供の頃と違う様子や
場面に出会うことがあるはずです。

時代の移り変わりとともに、
私たち(親)が育ってきたころには
なかった職業や働き方があります。

例えば、ユーチューバーなどは
その典型で親御さん世代からすれば、

「よくそんなものが・・・」

と理解に苦しむような働き方では
ないでしょうか。

現代は、親御さんが育った頃とは、
比べ物にならないくらい生き方や
考え方が多様化しています。

物も溢れていて昔に比べれば
安く簡単に手に入る時代です。

そんな時代なのに

「私が子供の頃は…だったから」

というのはいかがなものかと。

子供というのはとても敏感で
新しいものに興味を持つのが早く
感心を示すものです。

私たち大人は、今まで経験した
自分が知っている世の中だけで
生きています。

だから、知らない事や新しい事、
経験したことがない事に対しては
否定しがちになります。

例えば

学校を卒業してから
ずっとサラリーマンだった人

公務員だったり床屋さんだったり

教師や医師、自営業等々

私たちはそれぞれの分野で経験を
しています。

でも自分が経験したことのない
未経験の世界のことは知らないので
教えることができません。

そのため新しい価値観を否定して
子供たちからの申し出があっても
深い考えもなく簡単に否定して
しまう傾向があります。

根底にあるのは、

「自分がやってきたことが正しい」

「子供もおなじようにするべきだ」

という考え方です。

親ですからもちろん

「失敗して苦労させたくない」

という気持ちもあるでしょう。

公務員とか教師、サラリーマンの
親を持つ子供が、起業したいなど
親には考えられないような事を
言いだす場合もあるでしょう。

親が想像もできないような事を
へっちゃらで言いだすものです。

このような申し出を“否定ありき”で
話をろくに聞きもしないで拒否し
聞く耳を持たなかった場合

子供は、

「自分には自由がない、選ぶ権利も
 無ければ挑戦することもできない」

という気持ちになります。

そして、

「親に相談しても話にならない」

と感じて、相談もしなくなります。

結果、
気の弱い子や反抗できない子は、
ひきこもりになることがあります。

方や
親が言っても自分の意思を通す
という反抗ができる子供は
ひこもりにはなりません。

親御さんと違って子供たちは、
新しい時代に生きていますので
今の時代に合った育ち方が必要です。

親御さんはそのことに気づいて、

「自分が子供の頃と同じように」

という考え方を改めるべきです。

「私が子供の頃は…こうだった」

という考えには、

「私がこうだったからあなたも
    同じように我慢しなさい」

という思いが秘められています。

表向きは

「子供には失敗してほしくないから」

「子供には苦労してほしくないから」

「子供には幸せになってほしいから」

と言いながら、実は子供の自由を奪い
自分で考えたり悩んだりするという
生きていく上で最も大切な力をも
親が奪っているのです。

私たちの世代ならまだしも、
私たちの親の世代には結婚や就職も
親のいいなりになっていました。

「自分が子供の頃と同じように」

という思いは、
ややもすると子供たちにとって安全で
正しいように感じるかもしれません。

でも実際には、現代の子供たちの
価値観とは大きくずれています。

子供の人生は、子供のものです。

親の人生とは違うことを認めて
子供らしい自由な発想や成長を
見守ることです。

そういう親になれた時
本当の意味での「子育て」と
言えるのではないでしょうか?

最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。


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