ひきこもりの子が常に他人の言動を気にする理由とは！？
ひきこもりになる子供の多くは、
寂しがり屋です。
また、人に嫌われたくない、人から
どう思われるか常に気になるという
特徴があります。
寂しがり屋については性格的なもの
幼少期の愛情不足が要因になったもの
があるかと思います。
どちらにしろ、
寂しさから、人に嫌われたくない
という気持ちが強く常に恐れています。
ですから、
自分の希望を口に出して主張できず
相手に合わせて行動してしまいます。
自分の想いに合わない事をするので、
自分自身にストレスをかけてしまい
自滅に向かう傾向があります。
また、必要以上に
・人からどう見られているか？
・周りの人が自分をどう思うか？
ということが気になります。
外見はもちろんですが、
ひきこもっている場合はそんな自分が
・世間や同級生からどう見えるのか？
をものすごく気にしています。
ですから
常に自分がどう思われるか不安になり
人に相談することもできません。
そして自分で自分を
孤独に追い込んでいきます。
この要因も私の娘には
ピッタリとはまってしまいます。
実はひきこもりを解決した現在でも、
私の娘にはこの要素が残っています。
同級生と同じようにできなかった自分を
心のどこかで卑下しているのでしょう。
時間の経過や今後のいろんな経験が
そんな気持ちを和らげてくれるものと
思っています。
さて、ここで一旦
ひきこもり本人の性格が影響する要因
をまとめさせていただきます。
これまでひきこもりになりやすい以下
4つの要素（性格）についてお話させて
いただきました。
・感受性が強く、思い込みが激しい
物事を悪い方向へ考える
・とにかくすべてに自信がない！
・人一倍親の愛情を求める
・寂しがり屋、人に嫌われたくない
人からどう思われるか常に気になる
それぞれの要素（性格）は、
生まれつきの場合が多いと言われます。
ただし、中には子育てをしていく過程で、
「親のそのような性格を受け継いでしまう」
という場合や
「自信を失うような育て方が影響した」
場合もあります。
親御さんから見れば、
ほんのささいなことで傷ついたり
悩んだり落ち込んでいる姿を見て
「たったそれくらいのことで」
と思い、
わが子に対してがっかりしたり
何て弱いのかと自分の子供時代と比べ
やるせない思いを抱かれたかも
しれません。
私たちが
小学生や中学生、高校生だった時
今のように、不登校やひきこもりの
子供は多くありませんでした。
でも、
子供を取り巻く環境が全く違います。
ネット社会になり、親の全く知らない
ところで誰と繋がり何を話しているのか
さえわからない時代です。
私たち親が知らない間に、
ネットでいじめられて本人がどうしようも
なくなって自殺する子供たちがいます。
そんな悲しくてやり切れないニュースを
見かけない年はありません。
私たち親が子供の本当の気持ちや
苦しみを分かってあげたくても
話してくれません。
なぜ話してくれないのでしょうか？
話したくないからです。
どうして話したくないのか？
話したくない理由があるからです。
この問題については、この後のページで
詳しくお話させていただきます。
大切なのは、
「たったそれくらいのことで」
ではなくて
「たったそれだけのことでも傷ついたり
落ち込んだりするくらいデリケートで
優しい子」
だということです。
感受性が強い＝やさしい性格
そんな性格だと嘆いたりするのではなく
そのやさしい性格を良い方向へ伸ばして
いけるように私たち親がサポートする。
それが偶然ではなく、親としてあなたを
選んで生れてきた子供にできる唯一の
愛情ではないでしょうか？
あなたと共に成長するために…
最後までお読みいただきまして
ありがとうございました。
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