火詩 | イラストレーター
紙ものについて、時折お話しています
建築家の久米岬さんが参加されている4人展「Hello world」が今日まで、尾山台のFlussさんにて開催中です。 https://note.com/misakikume/n/n0a97d4fa732e 久米さんが展示されているのは全部で8点。 同じく展示作家で写真家の山口明宏さんのピアノの演奏に反応して電球が明滅する作品や、 額縁を形作る木の考察、水の考察を写した映像、時間の経過を見つめた真鍮の腐食、設計で携わった廃塗料を生かしたスタディなど実にさまざまです。 写真
今年もあと少しですね。 制作のこと、個人的なこと、2023年を振り返って残しておきたいなと思い、 久しぶりにnoteを書きます。 ・1月〜3月 正月早々コロナにかかり、熱と喉の痛みにうなされながら誕生日を迎えた2023年でしたが、 3月に紙博に初めて出展させていただくことが決まり、 それに合わせてたくさんの紙ものを作ることができて慌ただしくも楽しい1年の始まりでした。 コルビュジエのZINEは特にお気に入りで、これからもずっと作っていきたいなあと思えるものができて本当
ご無沙汰しています。 あっという間に時間が過ぎて、もう10月も下旬になってしまいましたね。 先月、初個展『つづく、つづく』を開催しました。 まずはお越しくださったみなさま、気にかけてくださったみなさま、個展開催に際してご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。 個展の少し前に告知で書いたnote、自分のテンションを保つためにか文章のテンションも高くて今読むとちょっと笑えます(なぜか1/3くらいプチトマトの話をしています)。 展示作品についてもまた書きたいの
すっかり久しぶりの更新になってしまいました。瞬く間に時が過ぎ、あっという間に8月も下旬……。 お盆時に残暑見舞いをいただいて「もう残暑なの……?」と呆然としています。 当然のようにお盆休みはなかったのですが、制作に集中できるのでお盆1ヶ月くらい続いて欲しかったところです。帰ってこないかなあ、お盆。 家に籠ってお仕事と個展の絵をひたすら描く毎日で夏らしいことがほとんどできていないのですが、 近所のお祭り(なんと4年ぶりの開催で私は初参加しました)にお邪魔したのと、 家族が送っ
神戸にある、暮らしの道具と器のお店、 テノナル工藝百職さんでの4人展「夏の家」がはじまりました。 展示について、そしてこのご縁について、少し残しておきたくなったので、久しぶりにnoteにまとめてみたいと思います。 百職さんは、器がお好きな方にはご存知の方も多い、とても素敵なお店。 ですが、普段はイラストレーターとのお取り引きはあまりされていません。 不思議なご縁のはじまりは、数年前に遡ります。 最初にお会いしたのは、今回の展示でもご一緒させていただいている、ガラス作家の
6月はなんだか猛烈に忙しくて、ずっとてんてこ舞いを舞う日々が続き、すっかりご無沙汰してしまいました。 更新していない間にもいろんな方に読んでいただいて、通知に向かって感謝の念だけは送っていました。ありがとうございます! 初山滋さんの展示の感想とか、やっと出会えた鉛筆削りの話とか、植物観察の話とか、書きたいことはいろいろあるのに更新できず……ようやくの記事がお知らせで恐縮ではありますが、少しだけお付き合いくださいませ。最後に少し日記的なことも書きましたので、お知らせはいいよ!
こんばんは。今日は「紙ものあれこれ」その2。紙箱とじゃばらの絵本のようなZINEのお話をしてみたいと思います。 初めて作ったZINEについての記事をたくさんの方にご覧いただけて嬉しかったので、今回はその第二弾。相変わらず長めですが、お付き合いいただけましたら幸いです。 よかったら第一弾も読んでみてくださいね。 「紙博」がやってくる さて、そもそものきっかけは、2023年の3月に手紙社さんの主催する「紙博」といイベントの「ZINE・出版」コーナーにお声かけいただいたのが
少し前回から日が空いてしまいました。 基本的にほぼ毎日、instagramとTwitterは更新するようにしているのですが、 私にしては珍しく5月は2週連続でイベントに出てくたくたになっていたことや、〆切もあり、 デジタルデトックス! とばかりに思い切って1週間ほど更新をお休みしていました。 (完全に絶っていたわけでもありませんが……) その分(?)久米さんセレクトでお家で映画を2日続けて観ていました。 どちらも旧作ですが土井裕泰監督の『いま、会いにゆきます』とティム・バー
あっという間にもう1週間が経ってしまいそうですが、先週5/5(金)に、東京ビックサイトで開催されたCOMITIA144に参加していました。 去年に引き続き2度目のCOMITIAでしたが、今回はGWということもあり大変な賑わい。かなり気温も高かったので、一般の方、外で並ぶの大変だったと思います……! 暑い中来てくださったみなさんにはそれだけで大感謝。 今回は島中だったこともあり、来るのが大変なタイミングもしばしばあったと思うのですが、人波を分けてくらしの学校ブースまでお越し
今日はくらしの学校や、私個人で作っているZINEや紙ものについて、なかなか書ききれないあれこれを書いてみたいと思います。 本や紙ものが大好きで、気に入った紙ものを集めに集め、集まったお気に入りのフライヤーやDMファイルの厚みが60cmを越えてもなお、ぎっしり詰まった未整理の箱がある、そんな具合の人が作った紙ものあれこれの話です。 くらしの学校とは? についてはぜひこちらをご覧ください! 人生で初めて作ったZINE大学時代に展示用や自分用の本を作ったことは何度かあり、 美
先日発売した『建築知識 2023年5月号』で、ちょっと面白いご依頼をいただきました。カットを4点描かせていただいたのですが、共通のテーマは 『猫の目線で部屋の中を描く』 ことでした。 私の担当は、だいたいが高所のキャットウォークから見下ろす視点の説明に添えるもの。 もちろんキャットウォークからの資料写真はないので、平面図と立面図、人間視点の写真を元に、どのアングルが一番いいかな〜と考えながら、簡単なCADを起こして描きました。 猫は2色型色覚なので、赤や緑がほとんど見
前のnoteから少し日が空いてしまいました。できれば週2本くらいは書けたらいいなあと思っています。 さて、今日は描いている絵についての自己紹介をしたいと思います。今振り返ってみたら、何となく3つの転機があったように思うので、それについて書いてみたいと思います! 文章にすると自分でも客観視ができて良いですね。 1.透明水彩に出会う 透明水彩に出会ったのは小学6年生の頃でした。その1〜2年前から水彩色鉛筆を使っていたのですが(その前はコピックを使ってたんですが、小学生のお小
先日は初投稿の記事をご覧いただきありがとうございました! noteはなんだか新鮮な気持ちで楽しいです。 今日は自己紹介を書いてみたいと思います。絵のことについては長くなりそうなので、また次回。 今回はそれ以外について、古い写真を掘り起こしつつ書いてみたいと思います。 長野県の原村という、八ヶ岳の麓の村で生まれて、学生時代を名古屋で過ごしました (トップの写真は、長野の家から撮った写真です。とても気持ちの良いところです)! 大学は名古屋市立大学の芸術工学部というところで
はじめまして! 火詩(ひうたと読みます)といいます。 フリーのイラストレーターとして、雑誌や広告などのお仕事などをさせていただいています。 noteは前々からやってみたいなあ、と思っていたのですが、最近思うことがあり、始めてみることにしました。同じ内容をPIXIV FANBOXでも全体公開で投稿していくので、見やすい方で読んでいただけたら嬉しいです。 (*6月追記:現在FANBOXの方は更新お休みさせていただきています) 思うことというのが「最近、使う言葉がどんどん浅