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息子語録

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ひとりで楽しむにはもったいないので息子の1言を呟いています。
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#息子のつぶやき

幼稚園へ行く準備をしながら何やら思い付く少年。「数字って回ってると思うんだよね。一番最後の数字になったら0に戻るの」「人ってみんなずっと夢を見てるのかもしれない」ふむふむ、いろいろと考えてらっしゃる。その謎、いつか自分で見つけられるといいね。息子の発想に宇宙を感じるわたし。

今日、彼は小さな荷物が届くのを待っていた。
お風呂にも入らずに、眠いのをこらえて。けれど荷物は届かなかった。「小さいのだから家がわからなくて迷子になったのかな。明日は来てくれるかな。」泣きたいのを堪えてわたしにしがみつきながら自分で納得できる言葉を呟いた。
きっと明日は届くよ。

退園するクラスメイトにお別れの言葉があるかと聞いたらしばらく考えて「いっぱい遊んだね。ありがとう。バイバイ。」
別れというのが寂しいと思い、目をうるうるさせながらの言葉。初めてのお別れ。彼の心にはどう残るんだろう。そっと見守ろう。

早朝、「早く起きようよ。」とお腹の上に乗ってきた。そしてそのまま寝落ち。
すやすやと気持ち良さそうに眠る。
起こされたわたしは眠れない…
目覚まし時計のいらない朝。

お遊戯会が終わりいつもの幼稚園へ。
「もう、ずっと遊んでいいんだよね?」
お友だちと遊ぶ場所=幼稚園。
練習も本番も頑張ったね。
冬休みまでたくさん遊んで満喫してください。

クリスマスプレゼントは何がいいかと尋ねて以来
「今日はクリスマス?」
まだまだ先だと伝えると
「プレゼント、変わったこと伝えた?」
ずっと欲しかったものより欲しいものが出てきてプレゼントを変更したので、ちゃんと届くか心配な様子。
朝の確認事項らしい。

突然、じっと顔を見つめて
「I miss you 」と抱きついてきた。まだおしゃべりできない時にdon't touch だけは言っていた。教えてないのに。天才なのかYouTubeのせいなのか…今日も親バカ道を突き進む。

幼稚園帰り、なかなか帰らず遊んではいけないのに遊んでわたしのことを無視。とうとう車に強制的に乗せられ怒られる息子。
「僕は地球が見たいんだ!地球を感じたいんだ!」と号泣。
スケールの大きい言い訳。
遊び足りない息子との毎日のバトル。わたしもスケールの大きい叱り文句を見つけたい。

床をドンドンしてはいけないと注意をする毎日。
何の気なしに
「ドンドンしたらダメなのは下の壁?」
との質問。
下の壁。そうか、床と言う言葉を知らなかったか。そういえば壁は教えたけど床は教えてなかったね。自分の中の言葉だけで考えたんだね。天井は上の壁?床と天井について考えよう。

数字の概念ってどうやって身に付けるんだろう?
「1は1番だから、多いってことだよね?」
数字が順番なのは知っている。何でも10まで数えてみる。10まで数えたら終わり。
楽しい気持ちを切り替える。きっと10で終わりだから10は少ない。そう、学んだのかもしれない。う~ん、難しい。

またまた難問。
忙しく働く店員さんを見て
「あの人たちはどうして一生懸命、働くの?」
一生懸命に働く理由。
働く理由って何だ?
一生懸命に何かをする理由ってなんだろう?
いろいろ考えて話していたら
「僕も一生懸命やってみるね。」
何かを感じたらしい。

風邪を引いてもマスクを嫌がっていた息子。
「お友だちにうつらないようにマスクをするから、幼稚園にいってもいい?」
毎日、幼稚園に行きたくないと言うのにほんとはお友だちと遊びたいんだね。
でも、風邪のときはゆっくりお休みしよう。

一緒に寝ているのだけれど
早朝、お腹がすいたとかなんとか寝言を言いながらもぞもぞしている。
起きたのかと思いきや
「お母さん、なに食べてるの?美味しそう。僕も食べる!」
とわたしの頬を噛る。
そしてそのまま、また眠る。
何を食べたんだ?

見えないものが見えるときがあるらしい。
「最近、ここに小者がいるんだよね。何してるんだろう?」
小者?
そうか、小者か。
悪さをしてもたかがしれてる。
気にしない。気にしない。