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息子語録

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ひとりで楽しむにはもったいないので息子の1言を呟いています。
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2021年5月の記事一覧

わたしは「よもぎもち」をうまく言えない。鼻にかかる音を鼻にかけすぎてしまうのかとにかく言いづらい。息子は「まめちしき」が言いづらいらしい。さらに時々「まめしちき」になっている。2人で言いづらい言葉を言っては笑える時間。言えないと悩むより難しいねと笑って練習。寝る前の会話は楽しい。

小学校では30人くらいのクラスと8人のクラスだとどちらがいいか訊いてみたら「人が多い方がいろんな友達ができそうだからたくさんいるクラスがいい」とのこと。わたしはそんなことを考えてみたことがなかった。未知の小学校という世界をポジティブにとらえられているようで少し安心。

皆既月食は曇って見られず、部分月食になってから、朧月で少し見ることができた。なんとも幻想的と静かに眺めていたかったが、スーパームーンだからか、朝から落ち着きなくハイテンションボーイのおしゃべりにお付き合い。自然の流れと一体化している素直な子。雨の明日は寝坊に違いない。

本日もブロッククラフト。完成させた建物などを見せてくれるのだけれど、今日は太陽の動きに合わせた塔を作っていた。朝日の昇る位置に合わせた塔で、太陽に照らされ輝くようになっていた。きっと古代文明の建造物ってこんな感じで造られたのもしれないと遥か彼方の文明に思いを馳せた時間。

「お母さん、僕ね、将来、電車の運転手になりたいの」と突然宣言したかと思いきや「今日ははね。僕、たくさんなりたいものがあるの。夢はいくつ持ってもいいんだよね?」たくさんの夢があって、忙しそうだけど楽しそうだね。いろんなことに挑戦するんだ少年!お母さんは何度だって応援するよ。

今朝、外に出ると曇っていた。その空を眺めて幼稚園の方は雨だと思うと傘をとりに戻る。「こっちではもう雨が降って、風が向こうに吹いてるから、雨の雲が幼稚園の方に行ってるよ。だから雨が降るかもしれない」と幼稚園へ向かう車中。予報は見事に的中。よく考える子だ。お見事。

最近、わたしのことをお友だちの名前で呼んでしまうことがある。特に、本人が楽しいことを話したいときに「ねぇ、ねぇ、〇〇君、あっ、間違えた、お母さん」どんだけその子が好きなんだ!とうっすら嫉妬もあるが、間違えるだけ、呼び掛けて遊んでると思うと、友達っていいものだとしんみり思う。

兄弟がいず、あまり年齢差のある子と遊ぶ経験もないのに、いつも友達の弟、妹を彼なりに気にかけ遊んでいる。危ないと、後を追いかける。雨の日は「何で傘じゃないんだ!」と言いながらそっと自分の傘を差し出して、後ろを歩いている。この優しさを失くさぬように拡げていきたい。

息子はYouTubeでマインクラフトの実況を黙々と見る。そして、ブロッククラフトで自分の思う世界を造る。ブロッククラフトはマインクラフトとは少し違うので、見た通りにはできないし、遊べない。そのギャップを埋めるべく、色々と考えて、なんとか世界を造っていく。これを突破力というのかも。

昨日まではべったり離れずわたしの側でゲームをしていたのだけれど、今日は寝室に1人こもってゲームを始める。連休明けの疲れもそろそろ抜けて来たのだろうか。おうち時間を満喫している息子。覗いてみたら自分で考えた体操をしながら、ゲーム実況に突っ込みを入れていた。わたしは何をしようかしら。

無事に遠足から帰宅。お迎えにいくと、ご機嫌で遊んでいたので物陰からちょっと覗いてみた。お友だちが並んでいる列に向かい「いーれーて」と自分から言ってるではないか!何を話しているかは聞こえなかったけれど何やら話しては笑っている。自ら築いてきた幼稚園での生活。その努力を誇りに思う。

明日は遠足。普段は乗れない幼稚園バスに乗っていく。毎年行っている公園へ行くので安心感もあり、楽しみにしている。お迎えに行ったら真っ先に明日の持ち物、時間を報告してくれる。「覚えた?間違わないでね。遅れたらお留守番だからね」
明日は楽しい遠足になりますように。

幼稚園終わり、遊んではダメなのだけれど遊びたいと車に乗ってくれない。帰りたいわたしに「タイマー使って!10分で」と交渉成立。今日は10分経ったら一緒に遊んでいた子達にも10分経ったから帰るねとすんなり言えていた。有言実行。切り替えも少しは上手になってきたかな。

ふと「僕が生まれて、お母さんは嬉しかった?」と質問された。もちろん、嬉しかったし、生まれてきてくれてありがとうと思ったことを伝えた。時々、さりげなくこんなことを確認してくる。ちょっと寂しいのかもしれない。何度でも話してあげようと思う。生まれてきてくれてありがとう。