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なぜか日本が生き残る方法を書くことに

何だか胸がつっかえる。

悩み事やイライラではなく、目の前のことにグッといけない感じだ。

何かを失敗したときの落ち込み、焦燥感とも違う。

失敗というと僕の人生そのものが失敗しているようなものだ。

身体的なハンディキャップなく生まれている時点で丸儲けだ。

僕の人生は失敗の連続だ。

矛盾することを言うと、運は良い方だと思う。

運が良かったから今の状態に落ち着いているだけで、本来はもっとシンドイ状況にあったと思っているからだ。

基本的に挑戦したもので成果を出せていないことが多い。

それなのに色々と新しいこと、楽しそうなものを見つけては挑戦してしまう。

「やっちゃいけないことをやりたくなる衝動」に近いだろう。

お笑い芸人のプラスマイナス岩橋のようだ。

要は大人なのに自制できていない。

周りの人からも「精神年齢が子供」と言われる。

とはいえ大人になりたいとも思っていない。

救いようがない。

ちょうど良い例えが思いついた。

自分の人生を「スタンプラリー」だと思っている節があるのだ。

最終的に何を成し遂げるかは後回しにして「1個でも多くのスタンプを集める」ことに躍起になっている。

自分の体を車やバイクなど「乗り物」とでも思っているんだろうか。

といっても怖いもの知らずということでもない。

怖いものは怖いし、新しいことを始めるときは不安になっている。

だからかもしれない。

恐怖や不安をちゃんと感じているからこそ、「怖いけど行ってみたい」というホラーゲームをやっている感覚。

まぁでも結果だけでなく過程も楽しめるのは良いことかもしれない。

よく言われる言葉で「辛いことを乗り越えたら良いことがある」というもの。

「辛いこと」をそのまま辛いと感じるより、それらも楽しく思えるだけで全然メンタルが違う。

何の話をしているんだろう。

遺書みたいな話をしてもしょうがない。

ちなみに遺書は死ぬ3年以上も前に書いていないと有効性を認められないことがある。

例えば80才で死んだとして、77才より手前に書いた遺書じゃないと効力が認められにくい。

79才で書いたものも遺書として受理されるが、「この内容は適用できません」となる可能性があるのだ。

でもそんな前もって書けるもんだろうか。

たいていの場合、余命を宣告されてから書く人が多いと思う。

「終活」という言葉も流行っているが、元気で働いているうちに「自分が死んだ後のこと」を真剣に考えるのは難しい気がする。

というか書いていてテンションが下がると思う。

ちなみに遺書が認められない、そもそも書いてない場合は民法に沿った遺産相続が進められる。

最後は国が法律の範囲の中で合理的に処理してくれるんだったら、遺書なんて書いても書かなくても一緒な気がする。

ちなみに残された側の話もしておくと、遺産は放棄することができる。

離れ小島にある誰も使っていない土地を譲り受けても扱いに困るケースがある。

そんなときは他の相続人の合意をもらったうえで、所定の手続きをすることで「個人の財産」から「国の財産」に変更することができる。

1点注意なのが放棄できるのは「3カ月以内」であること。

仮に6カ月たってから放棄を申し出ても却下され、強制的に相続することになる。

この3カ月というのが絶妙だ。

相続人になるのは殆どの場合、家族か親族になるわけで最初の1カ月は葬儀でバタバタだ。

そのあとに相続人たちで話し合いをしたり、弁護士を探したりして書類を作成していると3カ月はギリギリ間に合わない。

もっと言うと「3カ月ルール自体を知らない」という人が多いと思う。

相続税は金額が大きくなりやすいので、国としては出来るだけ放棄せずに相続して税金を払って欲しいのだろう。

税収の対策については昔から議論されていて、僕たち国民側としては「出来ることなら税金は無くしてほしい」という感じ。

とはいえコロナ、ウクライナ情勢によるダメージをカバーするには、どこかの税収を増やすしかない。

岸田政権の大きな方向性は「社会保険、厚生年金の加入率を増やす」ことのように見える。

日本もようやく副業やフリーランスに手を出しやすい環境になったが、「やっぱり正社員に統一した方が税金を取りやすい」となったんだと思う。

・国民年金の納付延長
・国民保険の値上げ
・インボイス制度

フリーランスや副業サラリーマンを狙い撃ちにした政策が着々と進められている。

一方で主婦や成人フリーターなど「本当は社会保障を手厚くしたいけどガッツリは働けない」という人に対して、社会保険と厚生年金に加入できるようになる。

パート、アルバイトでも正社員と同じような待遇になるのだ。

人によっては「手取りが減る」「企業の負担が大きい」という声も出ているが恐らく実行されるだろう。

国民側からだけでなく、資産家と企業から税収を取るのが本来はコスパ良いのだか現状は行われないだろう。

資産家に対する資産課税を議題には上げたものの、日本中の富豪たちから罵詈雑言の嵐で取りやめた。

企業については既に「法人税」という仕組みがあり、先進国の中で日本の法人税はトップ10に入る高水準に設定されてしまっている。

今以上に法人税を上げるのは現実的ではない。

そうすると残りは消費税だ。

先進国のなかで日本の消費税は低い水準になっている。

物価や社会保障のレベルが各国で違うためシンプルに比較できないが、10%の消費税を15~20%くらいまで上げるのは時間の問題だろう。

払いたくないけど。

まとめると消費税、保険料、年金納付を増加させる、という国民からの徴収だけに頼らざるを得ないところまで日本は追い込まれている。

僕たちが生きているうちは何も起こらないだろうが、100年後の日本は発展途上国のような状態になっているかもしれない。

本当なら国民の税金が増えた分だけ賃金も上がっていれば誰も損しない。

ただ日本の企業に賃金を上げられる会社が相当少ないのがもどかしい。

先ほどの保険と年金の増加については企業も半分支払うので、賃金を下げなくても実質的な人件費の高騰になっている。

「詰む」とはこういうことだ。

誰も何も動けない、ただ茹でガエルのように苦しむの待つだけという状況。

素人発想の意見を言わせてもらうと「海外向けのビジネスを増やす」しかないと思っている。

シンプルに儲けを増やすには、
①売上を底上げする
②コストを削る
しかない。

①については基本的に国内向けは相当やりつくしている。

新しいサービスは日々生まれているが、日本の人口が減っている以上はどっちみち限界が来る。

単価を上げようにも国民の生活が苦しくなる一方で、単価を上がるのは相当難しい。

国の税収については先ほどのように国民から徴収することで一時的には良くなるが、これ以上は国民からも搾り取れない。

②については現実的にやれることがあるが、今日現在の状態としては円安で様々な仕入れが高騰しているので厳しい。

儲けを増やすための2パターンが共に頭打ちだ。

そのため消去法で①の売上について「国内」ではなく「国外」に対して増やしていくしかない。

昔でいう車、家電がその役割を担っていた。

「日本製は良い」という口コミが万国で共通となり、日本企業が海外を相手に売上を作っていた。

今も続いているがITを中心にアメリカや中国に負けている状態。

1つ候補としては「観光業」が残っていると思っている。

こちらも昔から日本の主力ビジネスの1つになっているが、まだまだポテンシャルがあると思っている。

日本にいると当たり前に感じてしまうが、日本は自然が大変豊かな国だ。

例えば水を安全に飲める国は日本を含めて20か国くらいしかない。

海外の人は「高いお金を払って輸入する」「汚いまま飲む」をやっている。

水が良いと一番のメリットは「食事が美味しくなる」ことだ。

同じように生魚を捌いても日本は「スシ」と称されるように有名になった。

肉、魚、野菜、全て水が良いおかげで海外から見て優れた評価を受けている。

そんな感じで日本は自然が豊かなことで、大した努力をしなくても食事、旅行、娯楽で優位な立ち位置にいる。

車や家電と違って「真似しにくい」のも大きい。

海外が日本の真似をしようと思って、森や川を沢山つくるのは現実的ではないからだ。

日本人に馴染みのある外国の観光地に「ハワイ」がある。

ハワイはもともとアメリカのものではなく、現地民族よるハワイ王国として存在していた。

最終的にアメリカの主に白人民族によって乗っ取られるような形で、現在のアメリカ領土としてのハワイが誕生している。

第一次世界大戦あたりから主にアメリカの軍用地として利用されていて、日本が真珠湾攻撃という名のもと攻撃したのは教科書にも載っている。

第二次世界大戦が終わり軍用地から産業用に人工的に都市開発を行った結果が、今の観光地としてのハワイの姿である。

「ハワイ=観光地」というのは人工的に作られたものだ。

とはいえ広大な自然があったことが全てで、自然を多く持つ土地は巨大な観光産業としてお金を生むポテンシャルを持っているのだ。

既にニュースにもなっているが沖縄が昔のハワイのように産業用の都市開発を行うことが決まった。

大阪のUSJを再建した森岡氏を中心としたプロジェクトで、沖縄に大規模なテーマパークを作ることが2025年以降に予定されている。

現状の沖縄も楽しい場所だが、夏限定のイメージが強い。

メインどころも国際通りと海水浴場くらいで、2泊3日あれば1周できてしまう。

そこに新しくテーマパークを作ることで最初は日本人向けではあるが、将来的には海外向けの観光業を展開していく。

コロナもありテクノロジーに注目されがちだが、日本のポテンシャルは「自然」に眠っているのかもしれない。

そろそろ疲れた。


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