記事一覧
いつまでも分からなくて
建築、彫刻、発明。
を志すメンバーで去年からものづくりを始めた。
生活の中にある何気なく使っていたもの、捨てていたものから生まれるものづくり。
環境にやさしい、丁寧な生活をしたいわけではなかった。丁寧に見える生活って、どこか胡散臭いし、そんなきれいに生活なんてできないでしょって思っちゃう。
もっと人ってめんどくさくて、分かりにくい。
不健康な考え方も不健康な芸術も、割と好き。
ただ単に、
手を
201007nikki ものづくりとKちゃん
Rちゃん家のダイニングテーブルをつくることになった。自分だけで作ること、誰かのために作ることはおそらく初めてだ。
手を動かしながらものを考え、かたちにしていくことに憧れがある。前にずっと一緒にいたKちゃんは、身体の使い方がとてもスマートで、そんなところが好きだった。動きに無駄がなかった。自分もそんな風になりたいと思っていたけど、どうしても言葉が先行してしてしまい、言葉と動きを合致させることが出来
nikki 200528 fuji
「この写真をMさんに送ったんだけどさ、これ見てたら、Fさんを思い出したんだよね。」と大家の中村さんは一枚の写真を見せてくれた。上野公園の川縁で、子供たちが釣りをしている写真。5、6人の子供がいて上半身裸の少年もいた。中村さんの子供のkaくんも写っている。
「都会とは思えないですね。」私は、桐野夏生の『優しいおとな』を思い出す。渋谷にいるストリートチルドレンのお話。東京からの出方をしらない子供達。