フォローしませんか?
シェア
Takafumi Ito
2020年3月20日 22:33
刻一刻と、世界が不穏なニュースに飲み込まれていく。ヨーロッパがあそこまで悲惨な状態になるとは、つい最近までだれ一人として予想していなかっただろうし、欧州ばかりに留まらず、アジア・アメリカ・オーストラリア ...... 至るところで街から人の姿が消え、メディアではしきりに「国境封鎖」や「世界恐慌」など、歴史の教科書でしか見たことのないキーワードたちが飛び交っている。(世界中の主要都市から
2020年3月17日 07:05
英語で話をする友だちに会ったときには、開口一番 "How are you?" とか "How are you doing?"、または "How is it going?" など、とにかくまずは、相手の調子を聞く質問を投げかけるのが英語流のあいさつと言えるが、いつも「やあ」とか「どうも」みたいな、つぶやき程度の言葉しか吐かない日本人としては、この手のあいさつをされるとどうも、質問にしっかり答えな
2020年3月14日 01:13
自分のいまの語彙力が果たしてどのくらいなのかということは、ある程度の期間英語をやっている人であれば必ず一度は考える。日本の中高 6 年間で学ぶ語彙数は、中学 1,000 高校 2,000 の計 3,000 語ほどである。つまり、そこで覚える単語があらかた頭に入っているなら、日本の高校 3 年生の語彙力は約 3,000 ということになる。そして、(これはぼくの大学時代の先生が講義中に話してい
2020年3月10日 18:41
英語オタクを公言していると、たまに「好きな英単語はなんですか?」という質問をされることがある。素朴極まりない質問だが、これに答えるのはそう簡単なことではない。いまこの記事を読んでいる人で、「好きな日本語はなんですか?」と聞かれて即答できる人は果たしているだろうか。なんの縛りもなしにいきなり「好きなのはどれ?」と聞かれても、分母があまりに大きすぎる。これがもし、「好きな母音はなんですか?
2020年3月6日 22:26
先日の記事で、その響きの心地よさゆえに普段の言葉に紛れ込んでいる音楽的要素として、日本語の「七五調」と英語の「ライム」を紹介した。日本語において、流れるような文章や、スッと入ってくるキャッチコピーは、注意してみると七五調になっていることが多いし、英語は英語で、ヒップホップの曲に限らず、ロックだろうとダンスチューンだろうと、歌詞にはライムがふんだんに含まれている。どういう音や響きを心地よ
2020年3月2日 22:25
きのうからとうとう 3 月に入った。日本においては一つの年度が終わりを告げる、いわば「別れの月」である。お別れの際の英語のフレーズといえば、言わずと知れた "Goodbye" があるが、この言い回しの成り立ち、つまり語源についてはあまり広く知られてはいない。◇その綴りから、goodbye はよく「 good と bye の合わさったものだ」などと言われるが、これは実は誤りである。結