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音を日常の彩りに Vol.3 / 季節の間の淡い時間に聴いていたい曲 〜 「I Will Say Goodbye」 The Bill Evans Trio


日中は日差しが強いですね。
ただ朝晩は、まだ涼しさを感じます。

この時期の夜。少し前の冬のことを思い出しながら、春の気配に身を任せる時間が好きです。

思い出に浸ったら。あとは、過ぎ去る時間にしっかり別れを告げて。

新たな季節を楽しむ。

季節と季節の間の淡い時間。グラデーションのような時期。そんなときには、ビル・エバンスのこの曲を聴いていたい。

■新しい企画テーマを考えてみました。

【テーマについて】
人は毎日、日常的に衣を纏う。その日の気分に合う色をチョイスして。日常に彩りをもたらすため。
色が我々に与える影響が大きいように、日常に漂う音もまた我々に、知らず知らずのうちに影響を与えていることでしょう。
都会や人が暮らす街には自然の音と人工の音が入り混じっていて。そんな中で音をうまく生活の中に取り入れていくには。
音は奏でられると、音楽となります。それは何百年も前からずっと形を変えて受け継がれてきています。
自分が楽器を演奏できなくても、歌がうまく歌えなくても。歴史に残された音楽という音をセレクトして誰かに届けることができるのでは無いか。そしてその音楽からマインド的に生活の豊かさ、彩りが生まれないだろうか。
そんなことを考えて、あるシチュエーションを仮定し、そこに流れていると良いと感じる音楽、楽曲を紹介して見ます。
誰かが奏でた音。音楽。
そんな音に力を借りて、毎日に少しでも彩りをもたらす事ができれば幸いです。
音楽を纏って、日常に彩りを。

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