「東へ西へ」 井上陽水
日本の歴史を考えてみます。
日本の歴史を俯瞰して、じっくり見てみると、ある時期から日本という国の覇権は西と東を行ったり来たりしていることに気が付きます。
1、西
もともと京都に皇族が在住していました。そこに縁戚関係を取り入れて覇権を握ったのが平家でした。平家の本拠地は今の神戸のあるあたり。
2,東
その平家が「傲れるもの久からず」で没落していくきっかけとなったのは源義経らの活躍によるもの。源氏の本拠地は鎌倉でした。
この鎌倉の政治は北条一族まで続いていきます。
3,西
次第に政治の実権は京都に変わっていきます。南北朝時代です。後醍醐天皇の時代です。足利尊氏らが鎌倉幕府を滅ぼします。
その足利尊氏が後醍醐天皇を追放し、室町幕府を開きました。
西の実験に対して、日本の中央部から織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らが出現し、戦国時代を経て、最終的に実権は徳川へ
4,東
260年続いた徳川時代。天皇は存在しているが名目上の存在になっていました。
5,西
そこに、薩摩、長州、土佐などが立ち上がり、明治維新を起こします。
6,東
ここからは特殊で、西の雄が実験を握ったのですが、首都は東京になります。皇居も東京に位置することになりました。
はるか平安時代から、覇権は西へ東へ。
さて、次は、、
月日は流れて東へ西へ
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