「バスキア」(アメリカ映画)
バスキアの絵を見ていると、どこか野性的なものを感じます。ルールを取っ払ってしまった、、かのような。
普段は、一般的なルールや、日常社会の中で生きているので、ある程度の規範の中でくらしている。けれども、それを取っ払ってしまったら、こんな風なイメージになる。
それをキャンバス上に、塗り込めているような気がするんですよね。
でも、その規範を取り除くということは、日常社会からみると、いわゆるひとつの「はみ出し者」になってしまうことでもあり、これは孤独であるといことでもあります。
そんな孤独感をかみ締めながら、
動物としての本能のおもむくままに、
彼は、絵を描き続けていったんだろうなと。
彼の絵は、本能のままに生きていけという、
メッセージなのかもしれない。
好みの分かれる絵だとは思うのですが、
こんな感想をもちました。
バスキアとはよく聞くけれど、結局、どんな人?と思っている方には
まずオススメしたい映画です。
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