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成功する家計簿のコツは下準備と継続するしくみ作り

年末になると本屋さんには「家計簿コーナー」ができますね。
新年度から気持ちを新たに家計簿を始めようかと考えている方も多いのではないでしょうか?

「貯蓄の目標をたてて家計簿を付けよう!」
と心に決めて家計簿をつけ始めても、次第につぎのように感じることがあるかもしれません。
「支出を記録するだけのルーティンになってしまって、何のために家計簿をつけているのか分からなくなってきた。」
(´;ω;`)

家計簿をつける目的があやふやになると、家計簿を継続するのもおっくうになってしまいそうですね。

なんとなく始めたことは、なんとなく終わってしまうものです。

せっかく家計簿をつけるという手間をとるなら始めに決めた目標が達成できるようにしたいものですね。

家計簿の成功のコツは、記録を始める前の「下準備」と「継続できるしくみ作り」にひと手間をかけることだと思います。

下準備とは「目的・期間・費目」の3つを決めること

【1・家計簿の目的】

家計簿をつけるときにその目的が漠然としていると、
「あれっ?何のために毎日家計簿付けているんだっけ?」
と途中でなりがちです。
そうすると、家計簿をつける習慣がフェイドアウトしてしまう可能性が高まります。

家計簿をつける前にできるだけ明確な目標を立てるようにしてみましょう。

✔ これから1年間で100万円貯蓄をしたい
✔ 使途不明金を無くしたい

例えば、このように自分なりの目標を考えてみましょう。
家計簿の表紙に目標をはっきり書いておけるくらい明確な方が良いですね。
途中で家計簿のゴールを見失わないためです。


【2・家計簿の期間】

市販の家計簿は1年単位のものが多いですね。
家計簿をつける期間をそれに合わせなくてはいけないと思っていませんか?

私は、家計簿をつける期間を始めに決めてみるのも良いと思っています。

✔ 使途不明金を洗い出したい
✔ コンビニでの無駄遣いを把握して減らしたい

このような目的なら、3か月ほど家計簿をつけていると支出の習慣が見えて行動を改める改善策も出来上がるでしょう。

「家計簿が続かない挫折」を繰り返していると、続けられないことでの劣等感や家計管理の苦手感を持ってしまうかもしれません。

この期間だけは継続しようと決めて実行することで、ある程度の目標も達成できるでしょうし家計管理の自信にもつながると思います。

【3・家計簿の費目】

市販の家計簿を見ると、私たちがすぐにでも記入に取り組めるように「費目」がすでに書かれている場合が多いですね。
自分に合った費目であれば嬉しいのですが、そうでない場合も多いと感じます。

例えば、車は持っていないのに「車費用」の欄が設けられていると、毎日見るものですからなんとなく鬱陶しく感じられます。

家計簿の費目は、ひとりひとりの生活スタイルや家計簿をつける目的により異なると思います。

まずは自分にとって必要と思われる「費目」を洗い出してみましょう。

その後、できるだけそれらが記入しやすい家計簿を探してみてください。
パソコンのエクセルなどを利用できる人は、家計簿を自作することで費目を自由に設定できるのでそれもお勧めです。

継続するしくみ作りとは「取りかかり10秒内」を目指すこと

家計簿は毎日記入することが多いでしょう。
そのため、取りかかるのが面倒だと感じるといつの間にかやめてしまうこともあるかもしれません。

普段パソコンをあまり使わない人がエクセル表で家計簿をつけると、パソコンに電源を入れる作業からが家計簿の取りかかりです。
これでは作業時間が長く感じられ面倒になりそうです。

家計簿を付けようと思ってから、実際に記載するまで10秒以内を目指してみましょう。

冊子の家計簿なら、レシートとペンもワンセットですぐに手に届く場所に置いておくなどですね。

また、家計簿をつけるタイミングにも工夫をしてみましょう。

✔ 夜寝る前の洗い物が終わったタイミングで家計簿を取り出す
✔ 朝の支度の前に、前日の振り返りをしながら家計簿をつける

自分の普段の生活習慣に家計簿をつけるタイミングを組み込むことで、家計簿をつけることも習慣化できそうです。
(^^♪


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私のブログ「おとなの学び直しキャンパス」で、家計簿についてもう少し詳しく書いています。
よろしければ、ご覧になってくださいね。
(*´ω`)


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