虫撮りの本質とは。
イケメン昆虫カメラマン。そんな肩書に憧れるお年頃。
こんにちは、昼杉です。
皆様は山のなかで地面に土下座をしている人を見たことがあるでしょうか。
アレは虫オタクです。
虫を撮っている人はだいたい土下座をしています。
ちなみに私はうつ伏せ派。
遠くの標的を狙うスナイパーの如くスタイリッシュな撮影スタイルを確立しております。
ちなみに撮っていた写真はこれ。2018年の写真。懐かしい。
こんな撮影をしていると散策の民に声をかけられることが珍しくありません。かなりの頻度で話しかけてきます。
奇抜なのはわかるけど、まず私が"パンピー"だったら"そんな奴"に怖くて話しかけられません。
「なにをしてるんですか?」
私「虫の撮影です。」
そう言ってイケメンが爽やかに振り返ると素敵じゃないですか~!?
今の私はヌットリとした笑顔で応え、未確認生物を見るような顔で「おぉ…」と返されてしまいますが、イケメンなら"それ"は自然を大切に思うSDGs意識の高い優しく知的なハイパーカメラマンに早変わりです。
あああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!
ところで虫ってスタイルが良いとは思いませんか。
まず顔が小さい!何頭身よ。
目だってパッチリ。少女漫画のようなパッチリお目目です。
そして脚もスラッと長い!!
おまけに6本もある。
そんなわけで今回はスタイル抜群な虫をご紹介っ!
かっわいいいいいい~~~~!!!!!!
顔ちっさ!!脚ながっ!!!
こちらナナフシモドキの幼体。
スーパーモデルの風格です。
手の平に乗せて撮影。パリジェンヌ(*)も立ったことのないステージ。
(*パリジェンヌとはパリで育った女性である。きっとおしゃれの最先端を生きている。)
こちらはナナフシモドキの成虫。
枝にそっくりな彼ら。
食って食われて、残酷で美しい生存競争を生き抜くため、彼らナナフシは天敵から逃れるため枝に化ける擬態の道を走ったわけです。
どうしてこんな姿になれたの?
それは枝ばかり食べているからだよ。
と言いたいところですが、実は食べるのは葉っぱ。
イケメンを食らえば、イケメンになれる。そんな簡単は話ではない。
成すべきことを成し遂げて、そうして自分の立ち位置を確立できるのだ。
ナナフシから教わりました。
私もね、やるべきことをしっかりやってイケメンに。
そして話しかけてきた人と仲良くなりたいです。
虫探しよりも恋人探し。まさに「枝葉に走る」。
おあとがよろしいようで。
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