いい話が世の中溢れています。それはとても良いことだと思います。でもいい話と良い小説は違うのです。いい話は勧善懲悪の水戸黄門です。小説とは美を表現するもの。きれいな小説でもない。じゃあなんだ。それを追求するマガジンです。
ダルマ
私(筆者)の考え等に関する記事を主にまとめたものです。
しばらくインド密教を見てきました。即身成仏の思想や修行の実践方法など、大乗仏教と異なる点…
仏教では、衆生が生まれて死んで再生するまでの期間を「生有・本有・死有・中有」の四有に分類…
七世紀以後のインド中期〜後期密教は尊形(如来・菩薩・明王・諸天の像)、三昧耶形(輪宝、宝剣…
密教の観法はいずれも即身成仏を目的とし、修行者が本来有する仏性に目覚めるための方法と言わ…
日常の自己意識の中に、本来具わる宇宙規模の自己意識を見出す…インドでは古代より本来の自己…
ほぼ七世紀にある程度の形を整えていたと言われる「大日経」と「金剛頂経」はインドの中期密教…
密教はインドで大乗仏教の一つの流れとして起こりました。七世紀から八世紀ころにインドで隆盛…
仏教における「四生」では、昆虫類のような節足動物が、意識を持つ畜生道の衆生(畜生道の有情)…
生物とは何か?命とは何か?と要素を分解して、その定義を考えてみても迷宮に入ってしまいます…
上の記事で、動物と植物を生命の代表的存在のような形で触れましたが、生物学の歴史的な経緯と…
古代インドでは、人間は神々と動物の中間的存在と考えられていたようですね。人間は神々になり…
今回は「チャーンドーギヤ・ウパニシャッド」や「ブリハドアーラニヤカ・ウパニシャッド」等に…
上の記事で「モナド(単子)」を取り上げましたので、今回はウパニシャッド哲学の哲人、ウッダー…
一応、上の記事の続きになります。ここまで、華厳経(重々無尽縁起)→天台哲学(性具説)・華厳哲…
上の記事の続きになります。 前回は西田幾多郎の絶対矛盾的自己同一により、中国天台宗の性具…