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マネジメント

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アドラッカー研究会で求めているマネジメントの内容です。人を大切に、人を尊重するマネジメントです。
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記事一覧

OB・OGとしての「言動」は慎重且つ簡潔に!

いろいろな業界で、OB・OGが多くを語り、各方面から疑問・意見されるケースが多くなりました。私自身もその一人かもしれませんが、マネジメントとして、どのような言動がありがたいかをまとめておきます。

批判・厳しい意見は必要か
そもそも、先輩が後輩に意見すること、指導・アドバイスすることはよくあることです。判断の方向性や内容、方法・手段、タイミングなど客観的なフィードバックを提示することくらいしか出来

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管理し過ぎるマネジャーさんたちへ…

「うちの部下はちゃんと働いてくれないんで、管理強化するしかないんです」… 残念そうなお話を見聞きします。確かに… と思える時もありますが、ほとんどが部下の方々には問題はありません。新人の方はもちろん、無能と呼ばれるベテランにも言えます。かと言って、組織の、上司・経営者の所為かと言えば、そうでもありません。強いて言うなら、時代の所為にしましょう!(笑)

人がほとんど携帯・スマホを持つようになって1

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管理しすぎる私たちへ…『人事を尽くして天命に聴(まか)す!』の心意気で!

マネジメントを研究する者として社会に出て真っ先に思うのが、「管理し過ぎる」ことです。計画、実践、結果に至るまで管理しては、人はやる気を失くします。

12世紀、南宋の胡寅が記した『読史管見』に、「人事を尽くして天命を待つ」の逸話があります。東晋王朝時代に異民族に攻め込まれ、謝安将軍の全力を尽くした姿や、どんな結果になろうとも後悔はないという覚悟を見て、「人事を尽くして天命に聴(まか)す」と記したこ

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自分の学び方を知る方法…

読書会を開催して来て一番に思うことは、自分の学び方を知らない人が多いということでした。お誘いし、「本が読めないんです」「本が苦手で…」って方も多く、「3ヶ月続かなかったら考えましょう」って仕向けると意外と「読めるようになりました」っておっしゃる方がほとんどです。本当に本が読めない、本が苦手な人は多くないのが実感です。ただ、漢字や数字が苦手だったり、中味や文章の難解さを嫌ったりしてる方が多いだけだっ

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アドラー心理学を『マネジメント』読みすると…

もはや名著『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』をどう読んだら良いのか?!結論から言えば、サブタイトルでもある「自己啓発の源流 アドラーの教え」を「セルフマネジメント」と読み替え、余裕のある方は「組織マネジメントの基礎」と読み替えることをお勧めします。

本の中でも触れられていますが、アドラー心理学では、人を心と身体とに分けず、心は行動をともない、行動には心の目的が表現されるとしては、それを「個人」

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管理は前向きに!

久しぶりに現場に戻って思ったことは、コロナ禍が続くこともあってか管理(部門)の存在や語気が強いと感じたことでした。それも取引先や関連企業であっても、私の見聞きできる範囲で、強弱の差はあれど、同様に感じました。

それも未来志向の様でそうでもない、困惑が影を落としてる様に見えます。きっと、社内ルール化し切れていなかったり、経営者が直接意見しやすくなったことで担当者自身が緊張感があったり、そもそも厚労

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