管理は前向きに!

久しぶりに現場に戻って思ったことは、コロナ禍が続くこともあってか管理(部門)の存在や語気が強いと感じたことでした。それも取引先や関連企業であっても、私の見聞きできる範囲で、強弱の差はあれど、同様に感じました。

それも未来志向の様でそうでもない、困惑が影を落としてる様に見えます。きっと、社内ルール化し切れていなかったり、経営者が直接意見しやすくなったことで担当者自身が緊張感があったり、そもそも厚労行政の対応への不満だったりするのではないかと思います。

マネジメントでは、管理を制限し、管理対象をモノ・カネ・ヒトの言動やスキル、情報といった「資源」に限定する志向があります。また管理方法にも特徴があり、人の仕事や組織の事業を後押しする様な管理、不安や怖れを払拭する様な管理を目指しています。働く人をより前向きにすることが管理と言っても過言ではありません。経営が少し混じってしまった様な記述になりますが、これが理想です。

管理手法も、できる限り「○○するな」ではなく、「○○してください」というような形が望ましかったりします。ただ、ここからは個人差への挑戦です。一律に、単的に管理しようとするのは危険です。キッチリ制限してくれた方が動きやすい人もいれば、考える余地を残した方が良い人もおり、前者はなるべく無駄を省き、後者は窮屈さを感じさせない様にしたい志向に合わせることで、大きく2つの手法を同時に使うことでスムーズな管理になるんです。

そのために必要なのが、人を知ること、自分を知ることだったりします。何を知ったら良いのか… これが「セルフマネジメント」なんです。

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