自分の学び方を知る方法…
読書会を開催して来て一番に思うことは、自分の学び方を知らない人が多いということでした。お誘いし、「本が読めないんです」「本が苦手で…」って方も多く、「3ヶ月続かなかったら考えましょう」って仕向けると意外と「読めるようになりました」っておっしゃる方がほとんどです。本当に本が読めない、本が苦手な人は多くないのが実感です。ただ、漢字や数字が苦手だったり、中味や文章の難解さを嫌ったりしてる方が多いだけだったりします。もしくは、「聞いた方が早い」「聞けばわかる」って言う方は「効果的な学び方」を自ずと気づき、知ってる方だったりします。
ドラッカーは、学び方はじめ自分の効果的な方法があること、それを知ることが「強み」を知る以上に大切だとも述べています。ある論文では、効果的な方法を、インプットとアウトプットで分け、インプットなら「読む」か「聞く」か、アウトプットなら「話す」か「書く」か、もちろん両方かという例えを挙げています。私の場合、「読む」「話す」タイプで、「聞く」ことが苦手です。ちなみに「人に聞く」ことが苦手ではなく、講義など人の話から学ぶのが苦手なだけです。「学校の授業時間っていつも廊下だったよね」と小中の同級生から言われたこともあるくらい、授業を聞いてない、自分の学びたいことを学んでました。国語の時間にある先生の話からインスピレーションを得て数学の問題を解き始めたりすることは日常茶飯事で、バレれば「廊下行き」だったわけです。私自身思い出したのは、それでも数学の問題を解きたくて「テキストを持って行ってもいいですか」と尋ね、お説教をいただいたこともありました。ちなみに、私は「テキストにメモする派」で、ノート提出とかあるとテキストを出して、これまたお説教をいただきました。「テキストをキレイに使え」という先生の話には反論したことも覚えています。
ここまで強烈な出来事がなくても、自分の学び方があるはずです。先に挙げた4つの手段、それぞれの方法があります。これを知っておくと社会人になってからの資格や検定でも自信をもって学べますし、取得も早かったりします。ちなみに、「人を知る」方法としても私は活用してます。
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