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SAT法を学ぶ 〜宗像恒次から教わった「愛」の話〜

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2020年4月の記事一覧

第二十話:あるがままの自分を愛する

第二十話:あるがままの自分を愛する

宗像は1998年『「自ら愉しむ人間」のすすめ』という著書を出している。

その冒頭に、このようなことを書いている。

人生の主眼は苦しさ、悩みを乗り越えたところにあります。愉しいことばかりではないから、人生は愉しいとも言えます。自分を裏切って「誰か」や「世間」に合わせて生きたために、愉しみをなくしているのです。

なんとも逆説的な言い回しだが、あなたは、自ら愉しんで生きているだろうか。

はじめて

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第十九話:ゲノムの守護神p53

第十九話:ゲノムの守護神p53

第十八話で、がん抑制遺伝子の話を少ししたが、その時私は、

宗像は、クライアントの血液を採り、セラピー前後の、これらがん抑制遺伝子の活性度を調べている。
その成果は「SAT療法」「遺伝子を味方にする生き方」「健康遺伝子が目覚めるがんのSAT療法」などの本にまとめられている。

と書いた。

「健康遺伝子が目覚めるがんのSAT療法」P.61に、宗像が4年間にわたってSAT療法を行ったがん患者のがん抑

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第十八話:愛はがんをも癒す

第十八話:愛はがんをも癒す

「がんです」そんな宣告を受けたら、あなたはどう感じるだろうか。著名人ががんになったと告白したことが時々テレビで流される。その報道は、いまだに「がんは不治の病」ととれるような偏向した伝え方になっていることも少なくないように感じる。

これから、がんについてお話をしようと思うが、その前に、がんがどのようにしてできるのか、あなたはご存じだろうか。いまはここまで解明されているので、一度目を通してほしい。

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第十七話:カラダに表れる症状は愛の証~病に学ぶ~

第十七話:カラダに表れる症状は愛の証~病に学ぶ~

「第一話:「あるがままの自分」を生きる」の中で、宗像の以下の言葉を紹介した。

人は「自分のあるがまま」を生きるために、病気、人間関係問題、争い、事故、失敗という問題を無自覚に起こし、そこから学ぼうとする。

イルネススクリプト
前々回、自己抑制心が生活習慣病をつくり出すということをお話しした。宗像は、また、「イルネススクリプト(疾病脚本)」というものも教えてくれている。簡単に言えば、病気や症状の

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