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#書評note

【書評?】殺した夫が帰ってきました

【書評?】殺した夫が帰ってきました

こんにちは、廣瀬です。

昨日の夜、書評?noteを書いてから読み始めた本を先ほど読み終えたので、記憶が新鮮なうちに書評?noteを更新しようと思います。

今回ご紹介するのは桜井美奈著 殺した夫が帰ってきました(小学館文庫)です。それでは早速あらすじから紹介していきましょう。

あらすじ都内のアパレルメーカーに勤務する鈴倉茉菜。茉菜は取引先に努める穂高にしつこく言い寄られ悩んでいた。ある日、茉菜

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【書評?】満願

【書評?】満願

こんばんは、廣瀬です。

今日は久々に一冊読み終えたので、書評?noteを更新したいと思います。今回書評?noteで取り上げる作品は米澤穂信著 満願(新潮文庫)です。

これまで米澤穂信さんの作品は古典部シリーズしか読んだことが無かったのですが、こちらの作品は山本周五郎賞をはじめ、数々の賞を受賞した作品とあってとても読み応えのある短篇集でした。

それでは早速、あらすじから紹介していきましょう。

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【書評?】落日

【書評?】落日

こんにちは、廣瀬です。

久々に書評?noteを更新したいと思います。今回は湊かなえ著 落日(角川春樹事務所)を書評?していきたいと思います。こちらの作品は最近読んだ本ではなく、2019年に読んだ本になりますので記憶が曖昧なところもあるかもしれませんが、頑張って記憶を掘り起こしていこうと思います。それでは、あらすじから紹介していきましょう。

あらすじ新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷

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【書評?】あなたのゼイ肉、落とします

【書評?】あなたのゼイ肉、落とします

こんにちは、廣瀬です。

今日は垣谷美雨著 あなたのゼイ肉、落とします(双葉文庫)を書評?していきたいと思います。先日読んだあなたの人生、片づけますが非常に面白く、自分が生きていくうえでのヒントになったので、こちらの本も読んでみることにしました。それではあらすじから紹介していきましょう。

あらすじダイエットは運動と食事制限だけではない。大庭小萬里はマスコミには一切登場しない謎の女性だが、彼女の個

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【書評?】あなたの人生、片づけます

【書評?】あなたの人生、片づけます

こんばんは、廣瀬です。

今日は、垣谷美雨著 あなたの人生、片づけます(双葉文庫)を書評?していきたいと思います。お片づけ小説というものはどんなものかと思い、買ったものの2年近く積読していました。今日、なんとなく手に取ってみたら数時間で読了。とても面白かったので、一刻も早く書評?を書きたいと思いました。それでは、あらすじの紹介からしていきましょう。

あらすじ社内不倫に疲れた30代OL、妻に先立た

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【書評?】鍵のない夢を見る

【書評?】鍵のない夢を見る

こんにちは、廣瀬です。

今日は久々に、書評?記事を投稿したいと思います。今回、紹介するのは
辻村深月著 鍵のない夜を見る(文春文庫)です。それでは早速、あらすじから紹介していきましょう。

あらすじどうして私にはこんな男しか寄ってこないのだろう? 放火現場で再会したのは合コンで知り合った冴えない男。彼は私と再会するために火を?(「石蕗南地区の放火」)夢ばかり追う恋人に心をすり減らす女性教師を待つ

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【書評?】かがみの孤城

【書評?】かがみの孤城

こんにちは、廣瀬です。

今日は辻村深月著 かがみの孤城(ポプラ社)の書評?をしていきたいと思います。実はこの作品、購入したのは一年程前でして、一度読むのを挫折しています。ものすごくタイトルに惹かれて買ったものの、どうにもこうにも読めなかったんですよね。

でも、今回文庫化を機にまたかがみの孤城が盛り上がっているという状況を見て、再度読んでみようと思い立った結果、寝る間を惜しんで読むくらいにハマり

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【書評?番外編】親愛なるA嬢へのミステリー

【書評?番外編】親愛なるA嬢へのミステリー

こんにちは、いやこんばんは、か。廣瀬です。今回は【書評?番外編】としてモリエサトシさんの親愛なるA嬢へのミステリーをご紹介します。

あらすじ本好きで、気がつけばいつも物語の世界に浸っている少女・綾乃と、わけあって断筆中の小説家探偵・能見啓千。ひょんなことから啓千の身の回りの世話をすることになった綾乃だが、やがて二人に次々と数奇な事件が降りかかり――!? 「もしかして すべての事件はその探偵のせい

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【書評?】彼女は存在しない

【書評?】彼女は存在しない

彼女は存在しない 浦賀和宏著 幻冬舎文庫

あらすじ平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める……。同じ頃妹の度重なる異常行動を目撃し、多重人格の疑いを強めていた根本。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本を結びつけていく。その出会いが意味したものは――。
(裏表紙より)

感想浦賀和宏さんの作品は初読。書店で何気なく棚を眺めていた

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【書評?】BUTTER

【書評?】BUTTER

BUTTER 柚木麻子著 新潮文庫

あらすじ男たちの財産を奪い、殺害した容疑で逮捕された梶井真奈子。若くも美しくもない彼女がなぜ――。
週刊誌記者の町田里佳は親友の伶子の助言をもとに面会を拒否していた梶井との面会を取り付ける。フェミニストとマーガリンを嫌悪する梶井は、里佳にあることを命じる。その日以来、欲望に忠実な梶井の言動に触れるたび、里佳の内面も外見も変貌し、伶子や恋人の誠らの運命をも変えて

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【書評?】これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~

【書評?】これは経費で落ちません!~経理部の森若さん~

これは経費で落ちません~経理部の森若さん~ 青木祐子著 集英社オレンジ文庫

はじめに私には書評というものが良く分かっていないので、書評というものをどう書いていいものか分かっていない。即ち、この書評?はただのネタバレしない程度の感想を述べるだけのものである。と言うことを最初に知っていただきたい。つまりはこれは書評モドキなのである。

あらすじ森若沙名子、27歳、彼氏なし。入社以来、経理一筋。
きっ

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【書評?】海と毒薬

【書評?】海と毒薬

海と毒薬 遠藤周作著 新潮文庫

あらすじ引っ越した先の街の医院へ持病の治療のために通う男。男やがて、その医院の医師である勝呂が、かつて捕虜の生体解剖実験に参加していたことを知る。勝呂は単なる異常者なのか、それとも……。

第二次世界大戦末期に九州帝国大学でおこった事件を小説化した作品。

感想第二次世界大戦末期、実際に九州帝国大学医学部で実際におきた事件を小説化した作品とあって、内容はかなり重め

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