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2021年2月の記事一覧

【書評?】今だけのあの子

【書評?】今だけのあの子

今だけのあの子 芦沢央著 創元推理文庫

はじめにこれはあくまで書評?であり、書評の体を成していないかもしれません。個人の読書感想文として読んでいただければありがたいです。

あらすじ新婦とは一番の親友だと思っていたのに。大学の同じグループの女子で、どうして私だけ結婚式に招かれないの……。(「届かない招待状」)。環境が変わると友人関係も変化する。「あの子は私の友達?」心の裡にふと芽生えた嫉妬や違和

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【書評?】リトル・バイ・リトル

【書評?】リトル・バイ・リトル

リトル・バイ・リトル 島本理生著 講談社文庫

はじめにこれはあくまで書評?であり、書評の体を成していないかもしれません。個人の読書感想文として読んでいただければ嬉しいです。

あらすじ高校を卒業してからアルバイトの日々を送るふみ。ある日、母の勤め先の整骨院で周と出会う。周との日々はこれまでを少しずつ変化させていく。家族を軸に様々な人との触れ合いのなかで、わずかずつ輪郭を帯びていく青春を描く。

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【書評?】夜に啼く鳥は

【書評?】夜に啼く鳥は

夜に啼く鳥は 千早茜著 角川文庫

はじめにこれはあくまで書評?であり書評の体を成していない可能性があります。読書感想文だと思って読んでいただけるとありがたいです。そしてここに書いてある感想は、全て個人の感想であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

あらすじ不老不死の一族の末裔としてただひとり強大な力を受け継ぎ、現代の都会でひっそりと暮らす御先の前に同じ力を持つ青年・四が現れた。彼らは性別を

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【書評?】ギフト

【書評?】ギフト

ギフト 原田マハ著 ポプラ文庫

はじめにこれはあくまで書評?であり、書評の体をなしていないかもしれません。そしてこれはあくまで個人の感想であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

あらすじもやもやとした気持ちを抱いて私は旅に出る(「この風がやんだら」)。大学時代の親友の結婚式に向かう特別な近道(「コスモス畑を横切って」)。海外留学の前夜、桜並木の下を父親と歩く(「そのひとひらを」)。エニシダ

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【書評?】君の膵臓をたべたい

【書評?】君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい 住野よる著 双葉文庫

はじめにこれはあくまで書評?であり、書評の体をなしていないかもしれない。読書感想文だと思って読んでいただけるとありがたい。ここに書いてあることは、あくまで個人の感想であり、それ以上でもそれ以下でもない。

あらすじある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、

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【書評?】コンジュジ

【書評?】コンジュジ

コンジュジ 木崎みつ子著 集英社

はじめにこれはあくまで書評?であり書評ではないかもしれません。読書感想文として楽しんでいただけると嬉しいです。ここに書いてあることは個人の感想であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

あらすじ二度も手首を切った父、我が子の誕生日に家を出ていった母。
小学生のせれなは、独り、あまりに過酷な現実を生きている。
寄る辺ない絶望の中、忘れもしない1993年9月2日

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【書評?】推し、燃ゆ

【書評?】推し、燃ゆ

推し、燃ゆ  宇佐見りん 河出書房新社

はじめにこれはあくまで書評?であり書評になっていないかもしれません。ですので、ここに書いてあることは個人の読書感想文であり、それ以上でもそれ以下でもないことを頭の片隅にでも置いておいていただければ幸いです。

あらすじ推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。

学校生活も家族生活も上手くいかない日々を送る高校生のあかり。彼女にとっての唯一の生きがいは推しである

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【書評?】52ヘルツのクジラたち

【書評?】52ヘルツのクジラたち

52ヘルツのクジラたち 町田そのこ著 中央公論新社

はじめにこれはあくまで書評? であり、書評ではないかもしれない。読書感想文として読んでいただけるとありがたい。ここに書いてあることは、あくまで個人の感想であり、それ以上でもそれ以下でもない。

あらすじ52ヘルツのクジラとは――
他の鯨が聞き取れない高い周波数で鳴く、世界で一頭だけのクジラ。
たくさんの仲間がいるはずなのに何も届かない、何も届け

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【書評?】男ともだち

【書評?】男ともだち

男ともだち 千早茜著 文春文庫

はじめにこれはあくまで書評?であり書評ではないかもしれません。読書感想文として楽しんでいただけると嬉しいです。ここに書いてあることは個人の感想であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

あらすじ29歳のイラストレーター神名葵は関係の冷めた恋人・彰人と同棲をしながらも、身勝手な愛人・真司との逢瀬を重ねていた。仕事は順調だが、ほんとうに描きたかったことを見失ってい

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【書評?】世界が赫に染まる日に

【書評?】世界が赫に染まる日に

世界が赫に染まる日に 櫛木理宇著 光文社

はじめにこれはあくまで書評? であり、書評ではないかもしれない。読書感想文として読んでいただけるとありがたい。ここに書いてあることは、あくまで個人の感想であり、それ以上でもそれ以下でもない。

あらすじ従兄妹の未来を奪った加害者に復讐を誓った中学3年の櫂。自分の左目は邪眼だと称する文稀は15歳の誕生日に自殺する計画を立てた。夜の公園で出会った二人は文稀が

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