西原宏夫 Nishihara Hiroo

自己啓発キュレーター/2009年8月より毎日ブログ(人の心に灯をともす)を書き続ける。…

西原宏夫 Nishihara Hiroo

自己啓発キュレーター/2009年8月より毎日ブログ(人の心に灯をともす)を書き続ける。年間読書400冊。/生き方・心の磨き方を模索する「西原ゼミ」を毎月主催。/パクチー研究家/Facebook、ameblo、ブログ、ツイッターの合計フォロアー数、約6万人

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    毎日ブログを書いていますが、なぜこの文章を取り上げたのか、どこが好きだったのか、と言うような思いをブログとはまた違った視点で書いています。気楽な気持ちでお読みください。

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上に立つ者の「好み」で人が集まる

今日のおすすめの一冊は、山口謠司(ようじ)氏の『中国古典100話』(知的生き方文庫)です。その中から「教育は最も大事」という題でブログを書きました。 本書の中に『上に立つ者の「好み」で人が集まる』という心に響く文章がありました。 ◆これは、現代でも同じで、王やリーダーでなくとも誰にでも言えること。たとえば、SNSで毎日、レストランや居酒屋などの食べ歩きの写真や記事を載せているなら、友人も同じように食べ歩き好きの人が集まる。 ファンコミュニティと同じで、発信者の人間性や人

    • 世の中は一生勉強するための教場

      今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな修養論』(致知出版社)です。その中から「人間の三つの本能」という題でブログを書きました。 本書の中に「世の中は一生勉強するための教場」という心に響く文章がありました。 ◆「四十、五十は洟垂れ(はなたれ)小僧  六十、七十は働き盛り  九十になって迎えが来たら  百まで待てと追い返せ」(渋沢栄一) 渋沢栄一は91才で亡くなるまでに、銀行、製紙会社、紡績会社をはじめ、なんと500以上の会社を設立している。当時の平均寿命からすると倍

      • 大事なのは、終了後の懇親会

        今日のおすすめの一冊は、山崎拓巳氏の『拓巳流 人生の掟』(ヒカルランド)です。その中から「新しいコミュニティに顔を出す」という題でブログを書きました。 本書の中に「大事なのは、終了後の懇親会」という心に響く文章がありました。 ◆セミナーや講演会が一番メインであるのはもちろんですが、別の意味で大事なのが終了後の懇親会です。特に、コロナ禍のときは、懇親会がまったく行われず、そのまま懇親会を止めてしまったセミナーもたくさんあります。 しかし、ここにきて、また懇親会の大切さが見

        • 憧れに向かって飛ぶ、情熱の矢

          今日のおすすめの一冊は、齋藤孝氏の『大人だからこそ忘れないでほしい45のこと』(ワニブックス)です。その中から「ハッ!という驚き」という題でブログを書きました。 本書の中に「憧れに向かって飛ぶ、情熱の矢」という心に響く文章がありました。 ◆ 忌野清志郎さんの「空がまた暗くなる」という歌がある。 おとなだろ /勇気をだせよ /おとなだろ /知ってるはずさ /悲しいときも /涙なんか /誰にも見せられない /おとなだろ /勇気をだせよ /おとなだろ /笑っていても /暗く

        上に立つ者の「好み」で人が集まる

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          天国で生きている人

          今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『魅力的な人になるためのヒント』(ぴあ)です。その中から「女は実力、男は愛嬌」という題でブログを書きました。 本書の中に「天国で生きている人」という心に響く文章がありました。 ◆多くの占いは、「〇〇に地震が起こる」「富士山が〇〇に噴火する」「大きな津波が起こる」等々、ネガティブな事が多い。そういう占いをする人は、自分の言っていることが「間違った」と言われたくないため、その悪しき占いが成就するように願う。それを斎藤一人さんは「(地獄の)

          天国で生きている人

          次郎長の言葉

          今日のおすすめの一冊は、伊藤肇氏の『帝王学ノート』(PHP文庫)です。その中から「いくつになっても挑戦し続ける」という題でブログを書きました。 本書の中に「次郎長の言葉」という心に響く文章がありました。 ◆小林正観さんは、近しければ近しい関係ほど、「狎れていけない」という。それはたとえば、家族(子どもにも)に対して、「さん付けで呼ぶ」(名前を呼び捨てにしない)。「朝の挨拶は自分から先に」、「丁寧な言葉を使う」等々。 呼び捨てにするということは、自分の妻や恋人を自分の所有

          マジという言葉

          今日のおすすめの一冊は、柏野和佳子(かしのわかこ)氏の『ことばのひみつ』(高橋書店)です。その中から「消滅言語」という題でブログを書きました。 本書の中に「マジという言葉」という興味深い文章がありました。 ◆「マジ」とか「むかつく」という言葉は、若者言葉として、年輩者には評判が悪い。他には、「ヤバい」「ビビる」も同じだ。これらは、元をたどると、江戸時代の芸人が使っていた言葉だという。 十返舎一九の東海道中膝栗毛にも出てくる言葉。また、なんと、「ビビる」は平安時代から使わ

          練習を好きになるコツ

          今日のおすすめの一冊は、内藤誼人(よしひと)氏の『心理学BEST100』SOGO HOREIです。その中から「女性は人付き合いが上手」という題でブログを書きました。 本書の中に「練習を好きになるコツ」という興味深い文章がありました。 ◆斎藤一人さんは、どんなときも「ツイてる」と言っていると、「ツイてる」ことが次々と起こる、という。 「ツイてる」ことが起きたからいうのではない。 「ツイてる」と先に言うから、「ツイてる」ことが起こるのだ。 同様に、練習でも勉強でも、「今日

          練習を好きになるコツ

          自分はたいしたものではない

          今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『宇宙を解説 百言葉』(イースト・プレス)です。その中から「プラスの投げかけを!」という題でブログを書きました。 本書の中に「自分はたいしたものではない」という心に響く文章がありました。 ◆「バカ」とか「能力がない」「ダメなやつ」「使えないなぁ」等々を言われたら、たいていの人はカチンとくる。そして、言い返したり、怒った口調になったりもする。 あるいは、「自分だけ紹介されなかった」とか「自分に挨拶がなかった」など、無視されて、ちょっと

          自分はたいしたものではない

          セルフブランディング

          今日のおすすめの一冊は、森田正康(まさやす)氏の『凡人のための人生戦略ノート』(かんき出版)です。その中から「本当のリスクとは」という題でブログを書きました。 本書の中に「セルフブランディングとは」という心に響く文章がありました。 ◆大事なことは、日本や世界で一番にならなければ「得意」だと言ってはいけない、ということではない。まわりに比べて少しだけ得意というだけでよい。大事なことは、得意な分野をいくつも持つことだ。一つだけでなく、三つの得意が集まったら、それだけでレアな存

          セルフブランディング

          ローマ滅亡の理由

          今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな修養論2』(致知出版社)です。その中から「万事に丹精を込める」という題でブログを書きました。 本書の中に「ローマ滅亡の理由」という心に響く文章がありました。 ◆「本物は続く、続けると本物になる」という東井義雄先生の言葉がある。 100年、200年と続く老舗も本物だからこそ生き残るし、長く続くからこそ信用がある。その場限りの儲けや、自分だけの損得で動いていたら100年続くわけがない。また、当然だがローマ帝国のように仕事より遊興に

          ローマ滅亡の理由

          完璧な美女は心に残らない

          今日のおすすめの一冊は、黒川伊保子氏の『運がいいと言われる人の脳科学』(新潮文庫)です。その中から「漢語と大和ことば」という題でブログを書きました。 本書の中に「完璧な美女は心に残らない」という興味深い文章がありました。 ◆いつも静かで、笑いもせず、悲しみもせず、喜びもしない、感情の起伏のないコンピュータのような人には魅力がない。魅力のある人は、喜ぶときも、悲しむときも、楽しむときも、目いっぱい感情を爆発させる人だ。 性格も同じで、見方によっては欠点に見えるものが、実は

          完璧な美女は心に残らない

          最適化社会とは

          今日のおすすめの一冊は、中間真一(なかましんいち)氏の『SINIC理論』(日本能率マネジメントセンター)です。その中から『「SINIC(サイニック)」とは何か』という題でブログを書きました。 本書の中に「最適化社会とは」という心に響く文章がありました。 ◆最適化社会とは、これまでの物質的豊かさを求める時代(情報化社会)から、精神的な豊かさを求める時代(自律社会)への橋渡しする時代だということ。両方の時代の価値観がぶつかりあい、葛藤する。最適にまざりあうまでの過渡期をいう。

          またゼロからスタートできる

          今日のおすすめの一冊は、西沢泰生(やすお)氏の『一流は何を考えているのか』(Gakken)の中から、「脳は否定語を理解できない」という題でブログを書きました。 本書の中に「またゼロからスタートできる」という心に響く文章がありました。 ◆大きな事故や、アクシデントが起こると、多くの人は、がっかりして落ち込む。年齢がいっていればいるほど、その思いは強くなる。しかし、エジソンのようにいくつになっても、めげずに明るく再スタートがきれる人がいる。 それは、「失敗ではない。うまくい

          またゼロからスタートできる

          苦味をわかるのが大人

          今日のおすすめの一冊は、伊集院静氏の『風の中に立て 伊集院静のことば』(KODANSHA)です。その中から「流言は知者に止まる」という題でブログを書きました。 本書の中に「苦味をわかるのが大人」という心に響く文章がありました。 ◆安岡正篤師に「茶は三煎(さんせん)して味わう」という言葉がある。 たいていの大人は、「割に合わないこと」、「理不尽なこと」、「理屈とはかけ離れたこと」を、平然として受け入れて生きている。 渋みも、苦味も…酸(す)いも甘いも嚙み分ける大人であり

          苦味をわかるのが大人

          古い知識を捨てる

          今日のおすすめの一冊は、ナイジェル・カンバーランド氏の『成功者がしている100の習慣』(ダイヤモンド社)です。その中から、【「ありがとう」が簡単に言える人】という題でブログを書きました。 本書の中に「古い知識を捨てる」という心に響く文章がありました。 ◆瀬戸内寂聴氏は「捨てる」ことについてこう語る。 捨てれば新しいものが必然的に入ってくる。出すから入るのだ。ピータードラッカーはそれを「革新の鍵は捨てることにある」と言った。捨てるからそこに革新が起こる。 「古い知識を捨