見出し画像

起業前に知っておくとよい【経営に必要な8つの数字】7.結果という数字 結果がでる前に手を打つ

起業したら
月次試算表を作ってほしい。

個人事業主のひとは

1年に1回だけ

確定申告のために

数字をまとめるだけのひとが
多いと思うけど、ぜひ!!!

月次試算表こそが
実は一番の経営ツールだから。

月次試算表とは
決算書の月バージョン。

月次試算表の1年分の累計が
簡単にいうと決算書の数字になるのね。

決算書の数字は
前回にも書いた通り

「公(おおやけ)」な数字になるので
正確な数字が求めらるけど
※前回はコチラ
→https://note.com/hiromiharashima/n/na8197e45959c

月次試算表は
おおよその数字でもよいので
損益がわかるものを
月々作成することが大切。

なぜなら
月次試算表を作成することで
大きなメリットがあるから。

月次試算表を作成する3つのメリット
1.自分の問題点や課題がわかる。
2.決算前に手を打つことができる。
3.資金、信用を確保することができる

----------------------------------------------
1.自分のビジネスの
  問題点や課題がわかる
-----------------------------------------------
これは
「3.利益という数字」
のところでも書いたけど
※こちら→https://note.com/hiromiharashima/n/n5ac9b3a172c7

損益計算書があると
利益をだすためにどうすればいいのか

自分のビジネスで

問題になっていることは何か
解決しなければならないことは何か

数字が教えてくれます。


売上をあげるべきなのか
経費を削るべきなのか

感覚的にではなくて
利益をだすための
「裏付けのある選択」
これができる。

ひとの体なら、毎月
健康診断をしているようなもんで

数字をチェックをして
今月は運動をしっかりしましょう
とか

今日は食事に気をつけましょう
とか
やっているのと同じ。

1年に1回じゃなくて
毎月自分の体をチェックしたら
健康が維持できるように

月次試算表があって

自分の問題が発見できたり
課題をチェックしたり

裏付けのある選択を
繰り返していたら、、、

よい結果がでるはあたり前ですが
それは
月々の数字がでてるからこそ
なんです。

-----------------------------------------------
2.決算前に手を打つことができる
-----------------------------------------------
月次試算表を作成すると

法人なら決算の〆月をまたずに
個人なら12月末をまたずに

決算予測(数字)をすることが
できるようになります。

今期は黒字なのか赤字なのか。
数カ月前から予測できます。

で黒字なら、いわゆる
「決算対策」を打ちたい
なんてことになるわけです。

ちなみに決算対策って
終わってからするんじゃなくて
数字を全部〆る前にやることです。

対策によっては
手続きがいる場合もあれば
お金を動かす必要もある

場合によっては
決断までに時間がかかることも。

いずれにせよ
計画してから実行するまで
時間が必要になるものが多い。

だから月次試算表を
 →作成している
 →予測ができる
 →時間が確保できる

この流れがあって対策するが大事。

儲かっているだろうと
決算対策して

逆に
大赤字の決算書になってしまった!

なんてこともあるので要注意。

資金調達をしたいときには
困ることになりますよ。
 
逆に期中が赤字の場合だったり
決算予測が赤字だった場合は

納品を早めるとか
年末大セールとか
ダイレクトメールの郵送とか

決算に向けて
赤字を黒字にする対策も打てます。

それはすべて現状がわかって
先を予測ができるから。

月次試算表があればこそ、なんです。

-----------------------------------------------
3.資金、信用を確保することができる
-----------------------------------------------
月次試算表が作成できていると
いざというときに役にたちます。

・資金繰りに困ったら資金を調達できる
・外部からの信用をえられる

一番身近な例が
銀行から借入れする場合ですね。

銀行さんは決算書だけでなく
直近の試算表も求めてきます。

決算直後なら別かもしれませんが
次の決算までがすぐなんていう場合は

決算書の数字なんて
1年近く前の数字じゃないですか。

ダイエットする場合に
去年の健康診断の体重数字なんて
あてにしないですよね。笑

あくまでも
「今」の体重からが目安ですよね。

だから銀行さんも
「今」の数字を知りたがります。

なぜ今お金が必要なのか
貸したらちゃんと返してくれるのか
自分のビジネスを把握しているか

そんなポイントで
お金を貸すかどうかを見極めていきます。

とくに
自分のビジネスを把握しているかは

月次試算表がすぐでてくるかだけでも
簡単にわかりますね。

毎月作成しているなら
月のルーティンにまずなってます。
 
ですから先月分は
先ずすぐでてくるもの。

でも数字苦手で
読めていないです!(><)

なんて声が聞こえてきそうですが
それはそれで別問題です。

作成しているということは
数字を把握しようとする
姿勢があってのこと。

ないより、まずあった方が
信用を勝ち取ります。

そして、数字が読めたら・・・
申し分ない信用を得られます。

とくに個人事業主のかたは
基本が1年に1回のひとが多いと思うので

月次試算表を作成している
→数字を把握している
  もしくは、その姿勢がある
→信用につながる
→予測ができる
→対策が打てる
→信用が強まる
→資金の確保につながる

信用のサンドイッチで
信用も資金も楽に確保できますよ。笑

-------------------------------------------

このように月次試算表を作ると
自分にとてもメリットがあります。

何よりも
結果がでる前に手を打てる

というのは
最大のメリットです。

ぜひ自分のために作ってください。

自分のために一番使えるツール
それが月次試算表なんです。


※※※ FacebookにてLiveをしています ※※※
   毎週 木曜日 20時~ 無料
 https://www.facebook.com/hiromi.harashima.1

※※※ 非公開 秘密のグループ ※※※
  登録いただいた方には
  有料級のコンテンツを「無料」で限定公開
https://www.facebook.com/groups/2734444650217627/?hc_location=ufi

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?