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ジョンメイヤーのコンサートから大切なことを学んだ。それは「成長し続ける」ということ

おれはこれまで会社員生活、会社経営生活、フリーランス生活と大きく分けて3つのレイヤーを経験してきた。その全てがおれは中途半端だった。継続できないし、集中も分散されることからどうしても結果が限定的になってしまっていた。

それを全部やめて新しいことをやりたいという気持ちもある。すでに41歳なので、新しいこともできないような気もするが、それでも、これまでの経験が限定的だったことを考えると、新しいことをすることが正解のように思えてくるのだ。

しかし一方で、ほんとうにそれでいいのだろうか。これまでの経験がガラガラポンになって、ぜんぶなくなってしまって、これから新しいことを作り上げていくことがほんとうに正しいのだろうか。

先日、ジョンメイヤーのコンサートに行った。昔の曲から最近の曲まで10曲ほどで5万円弱というとんでもなく高いコンサートだったのだが、そのコンサートからは1つの大切なことを学んだ。それは、「成長し続ける」ということだ。

ジョンは46歳だ。おれよりも年上。
それにジョンはソバキュリアンらしい。自分のギターや創作の可能性を信じて酒をやめたのだそう。少なからずおれはそれに影響を受けて酒をやめている。まぁそれはさておき。

ジョンの演奏は素晴らしかった。
おそらく20代前半に作った曲を演奏するのは、普通のアーティストでも抵抗があるだろうと思う。ジョンもおそらくそうだろう。それでも、アレンジをかえ、イントロをかえ、ギターソロを変えてどんどん曲として進化させていっているのである。とくに今回はバンドではなくて、ブルーノートでのソロ、アコースティックギターを中心にしたものだったので、とにかく腕、表現力、アレンジングが大事になってくる。

実際、全曲、おれは聞いたことあるはずなのに、真新しい曲に聞こえた。
ちなみにグラビティだけはエレキを使っていたね。

そのコンサートをみたときに、「成長」っていうのは終わらないんだと思った。
自分が「ここで終わり」と思わなければ、進化の可能性は常に存在している。ジョンにとっては自分の曲を弾くことが仕事だけど、それに終わりはない。過去と今は続いていて、昔の曲も、今弾いたら違うものになる。

つまり、なにが言いたいかっていうと、だ。

まるっとそれまでの人生を否定するでなく、それまでの自分を受け入れて、今の技術でさらにその判断をもう一度やってみるっていうのも一つの手なんじゃないかと思うんだ。それには適正もあるし、体力も必要である。時間もそうだし、リスクだって取らなきゃ行けない。よく考えたら、ジョンだってバンドで来日した方が良かったのに、今回は初のソロだ。「バンドみてぇー」っていう声も多くあったかもしれない。だがそれにたいして、「これまでの自分を否定せずに、進化した新しい自分でもう一度やってみる」という判断が大切なんではないかと思った次第である。

ということで、おれももう一度、会社員として、フリーランスとして、事業主として、の3軸で、自分がこれまでやってきた道(スキルが足らなかっただけで、間違ってはいないであろう)をもう一度進んでいこうと思う。

幸いにも、金にも家族にも恵まれた。子供もだんだんと手を離れつつある。
これまで培ってきた不労所得で、生活のある程度は賄えるまでになってきている。
40歳までにそれができたことが自分の功績といえば功績だろう。

これからは、冷静に、大人として、さらなるチャレンジを続けていきたいと思う。











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