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伝えたい事と伝わってしまう事

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伝えたいのに伝わらない事と、伝えたくないのに伝わってしまう事があります。 コミュニケーションは奥深いものです。
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2021年1月の記事一覧

人との交わりについて

人との交わりについて

今は世界中がコロナ禍蔓延で、日本でも緊急事態宣言が発令され掛かっていて特に飲食を共にするような人との交わりについては強く制限されています。早くこの話に書いたような通常に戻ってほしいと思います。普通の時であれば、海外や遠方からのお客様が来られた時、また身近な人でも心の距離を縮めたい時、食事やお酒の接待をします。

人との交わりについて

相手によりますが、私はお酒の席では商売の話は出来る限りし始めな

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コミュニケーション

コミュニケーション

コミュニケーションにおける言葉の役割は2割で8割はノンバーバルつまり、表情、眼光や身振り手振りなど言葉以外のものが伝わっていくと言われています。ただコロナ禍蔓延によるリモート業務やTV会議の一般化により言葉そのものの重要度は上がってきています。そこで言葉による少しでも良好な意思疎通について気を付けているいくつかの点について述べてみたいと思います。

聞き手に合わせる

会話を成立させるのは聞き手で

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ネガティブな感情にならない

ネガティブな感情にならない

ネガティブな感情をコントロールする事は人生の様々な場面で役に立ちます。得をします。幕末に生きた侠客、清水の次郎長と同時代に生きた長州の思想家吉田松陰、二人の対照的ではあるが共通した考え方に注目してみます。

清水の次郎長

清水の次郎長がある時『あなたはどうしてそんなに喧嘩が強いのか? 秘訣があったら教えてほしい』と尋ねられて、

「感情が高ぶっている奴は、こちらがちょっと乱暴な言葉を口にしただけ

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禅の言葉

禅の言葉

日頃生活をする上での注意点を教示する『禅の言葉』をいくつか紹介させて頂きます。

『喫茶去』

喫茶去とは『お茶でも召し上がれ』という意味です。そこから何を学べるかと言われそうですが、禅では重要な言葉とされています。昔、中国の趙州和尚が修行僧に『ここへ来たことがあるか』と尋ねました。『ない』と答えた者に対し、『お茶でも召し上がれ』と言いました。またやってきた別の修行僧に対して同じ質問をし、『ある』

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マナーと仕草

マナーと仕草

様々な国や地域の人とコミュニケーションをとる場合、マナーや仕草は大きな働きをします。それらの重要性について述べてみたいと思います。ご一読下さい。

マナーと仕草

コミュニケーションのうち相手に通じるのは言葉によるものが20%で80%はそれ以外のもの即ち、表情や仕草等だと言われています。私もペットを飼っています。言葉を知らない彼等ともある程度の意志の疎通ができるのはノンバーバルの部分で通じ合えてい

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ユーモア

ユーモア

先日妻に付き添ってもらって病院に手術後の検診に行ってきました。待合の椅子に並んで座っていると、後ろの女性二人が楽しそうに雑談しています。かれこれ約束から約2時間が過ぎたころ、私達の左後方に座っていた私と同年配のオッサンがツカツカと受け付けに歩いて行って、えらい剣幕で看護婦さんに食って掛かっていました。『自分も昔はああだったな、あの人も肝臓が悪いのかな?』と思いながら聞いていました。

ユーモア

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言霊と所作

言霊と所作

コミュニケーションにおいては言葉以外の要素が伝わる割合は8割と言われています。その中でも言霊と所作には人の正直な心が現れやすいのでこれに関して特に大事なこの二つに関して述べてみます。

言霊とは言葉の表現の中で話しの順番、抑揚や強弱、間の取り方などにより大きく変わります。もめ事の仲裁の時など、その原因を聞いてみると言葉の内容だけが表に出る事が多いようですが、言葉の内容だけでは心の中身が表現されてい

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