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論語

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2021年11月の記事一覧

不誠実な相手への対応 孟子と孔子とアドラー

不誠実な相手への対応 孟子と孔子とアドラー

こんにちは。関東は秋晴れで気持ちいいですね!☀️

 みなさんは仕事やプライベートで不誠実な相手に対して、どのような対応を取るでしょうか?
 不誠実に対して直接的に「仕返し」なんてことはしません。相手とのその後の付き合いを鑑みて、社会人としてはなかなかできるものではないですよね。
 負の連鎖は避けたいところです。

そんな時、先生たちはどうするか。今日はそんな話題です。
 孟子、孔子、そして心理学

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小忍ばざれば則ち大謀を乱る(論語)

(意味)
小さなことに堪忍できなければ、大きな野望を達成することはできない。

今日、部下の小さな反発を食らい大人気ないやりとりになってしまいました。意見は意見として聞き入れる度量が足りないなあ、と反省するばかりです。

若い人には可能性があるが、期限もある。

若い人には可能性があるが、期限もある。

こんにちは。読書してますか?📚
論語から、孔子の若い人へのメッセージをご紹介します。

(読み下し文)後生畏るべし
焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや
四十、五十にして聞こゆるなくんば、これまた畏るに足らざるのみ

(意味)後生(若い人)は、おそるべき可能性を持っている。

これからの人たちが、現在の人たちに劣っているとは言えるはずがない。

 だが、四十、五十になってまだ名声が聞こえないような

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仁義と富貴 (論語と算盤)

仁義と富貴 (論語と算盤)

おはようございます。読書の秋ですね📚

昨日の大河ドラマ青天を衝け第33話は、「論語と算盤」でした。

国立第一銀行が危機に陥った際、三井が乗っ取りを仕掛けて来ましたが、難局を乗り切ることができました。正しい行いを貫いた結果ですね。

さて、栄一が第一国立銀行を率いるにあたり、改めて論語を学びなおしている、というシーンの次の言葉が紹介されます。

(今日の言葉) 富と貴とは、是れ人の欲する所なり

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