仕事が早くなる簡単タスク管理(お金で解決する)
今回は「仕事が早くなる簡単タスク管理」シリーズの9つめになります。
過去の内容は下記リンクを参照ください。
世の中、ちょっとお金を使うことで早く解決することが結構多いです。昔からタイムイズマネーと言いますが、お金で時間を買うことで無駄な時間を使わずに済むことも多いものです。
例えば数枚の資料の印刷が必要になった場合、わざわざ一時間掛けて会社に行って印刷する人が居ます。これはとても勿体ない時間の使い方です。白黒の印刷であればコンビニで数十円で印刷することができます。年間休日125日で一日8時間労働と仮定した場合、年収500万円の人の時給は約2600円(税金は考慮しない)です。経営者の立場であれば、時給2600円の人が数十円節約するために一時間掛けることは費用対効果の観点からも無駄だと思うはずです。
これに限らず、多くの場合、節約を意識し過ぎて勿体ない時間の使い方をしている人がとても多いです。炎天下の中、数十円安いマヨネーズを買うためにスーパーをハシゴする人がいますが、これも同じことが言えます。
お金持ちがタクシーをよく利用するのは、単純に楽をしたいからだけでなく、自分の時間価値を良く知っているからです。
たまに起動にやたら時間の掛かる古いPCを使っている人が居ますが、仕事の効率を考えたらある程度の期間で買い替えるべきです。
このあたりは、時間やお金のことなど世の中の疑問を数字で分析した拙著、『なぜコンビニでお金をおろさない人はお金持ちになれないのか?』(ダイヤモンド社)が12月13日(水)に発売されますので、是非ご覧ください。
節約することが目的化して、費用対効果考えないと無駄な時間を使うことになりかねないので、バランスを考える必要がありますね。
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