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日野あべし
2022年8月15日 22:49
その男の子は一人ぼっちだった少なくとも男の子はそう思っていた誰も自分のことなど理解できないその思いが男の子をより一人ぼっちにしていた男の子は寂しく、辛く、悲しかった男の子はあまりにも寂しかったので命を投げたそうとしたこともあったそうした時、男の子の周りの人達は涙したその涙は明かりになった男の子は自分の足元しか見えていなかったがその明かりが男の子の周囲を照らし
2021年9月15日 21:54
私はどれ程のものなのだろう。私を必要としてくれる人はいるの?私を愛してくれる人はいるの?私の狭い世界では見つけられない。私はただ私の狭い世界から、外の世界が流れていくのを眺めているだけ。なんの感情も持たなくて、ただ眺めているだけ。外の世界のことなんて私にはどうでもよくて、ただ私のことを見てほしくて。だけど私は手を伸ばさない。私は私の世界で生きているから。私の世界は狭くて
2021年8月25日 14:18
スマホが壊れた。しかも唐突に。いつものように学校から帰るバスの中で、友達と連絡を取り合っていたら唐突に電源が切れた。いくら起動しようとしても、うんともすんともいわない。帰りにショップに寄って手続きをしようとしたら、親の免許証のコピーとかが必要らしかった。両親はいつも帰りが遅く、今日中に新しいスマホを手にするのはまず無理だった。仕方なくそのまま家に帰って、いつものように風呂に入り、一