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みんなの王子様とのハグを自慢する彼

先日、友人がDJをするというのでとあるクラブに顔を出した。
10年以上付き合いのある彼女はもともと音楽が大好きで、学生時代はオーケストラでパーカッションを担当していたのだが、ここ数年は好きな音楽を色々聴き漁ったり、それらをいい感じにつないで流すのが楽しいのだという。
聞く音楽もR&B、ヒップホップ、アイドルソングやシティポップなどかなり幅広い。

今までバンドっぽい音楽をよく聞いていた私は、ライブハウスに行くことはあったもののクラブという場にそこまで馴染みがなかったのだが、その日彼女が出ていたイベントは、1980年代〜2000年代に流行ったJ−POPなども流れるような、そこまでゴリゴリのクラブミュージックがかかる感じではなく、そういう言い方が合っているかはわからないがなんとなく敷居が低めというか、クラブに行き慣れていない人でも「あ〜この曲懐かしい!」とわいわい楽しめるようなイベントだった。


私がよくバーの近くの場所だったことと、たまたま何周年かのアニバーサリー的な催しだったということもあり、イベントはとても盛り上がっていて何人か顔見知りの人もいる。
思ったよりも馴染みやすくてホッとしながら「あ〜来てたんだ〜」なんて言って遭遇した友人たちと話していると、いきなり私は後ろからなかなかの勢いで肩を叩かれた。

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