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オバさん、はらぺこあおむしのオムツケーキを送るの巻


先日、兄にご息女がお生まれになってオバさん(叔母さん)デビューした私。


私は職場で、いつも私のことを娘のように可愛がってくれる経理の同僚の人にその話をした。
彼女は小学生低学年のお子さんがいて、たまに娘と私の名前を呼び間違えたりするので母親ほど歳は離れていないのだが、私は冗談で彼女のことを「まま」と呼んだりしている。(どうでもいいわという話かもしれないが「ママ」だとなんかちょっとガチっぽいしスナックの店主みたいなのでひらがなで「まま」)


「ねぇ、まま。お兄ちゃんに娘が生まれたんだって。私叔母さんになりました」

「あ、そうなの〜?おめでとう!"叔母さん"は何かお祝い送ったの?」

「はっ...。お祝い...」


叔母さん初心者の私は、まるで気が利いていなかった。
そっか、そうだよね。お祝いとかあげるのか...。

「どうせ何も考えてないんだろうと思った」と言われる私。
ダメダメなのが日々の仕事ぶりでバレとる。

「お祝い...。何あげればいいんですかね?友達に子どもが生まれた時はスタイとかあげた気がするけど...。"叔母さん"もスタイで大丈夫?なんかもっと盛大にあげるべきですか?やっぱり現金?」

「そうねぇ。私一人っ子だからなぁ。兄弟へのだとどうなんだろうね」

「でも、多分性格的というかうちの家系的に現金ってかえって気を使わせるというか素直に受け取ってくれないような気がするな...」

「そうなんだ。だったら何か使えるような贈り物がいいかもね。もうそういうのあげるのだいぶ昔の記憶で忘れちゃったけど、まぁおむつケーキとかでいいんじゃない〜?おむつならいくらあっても困らないと思うよ。」

「な、なるほど...。おむつケーキ...。」


おむつケーキがどんなものかはなんとなく知っている。
おむつをケーキのように飾ったプレゼント用の、まぁ要するにおむつである。(そうだよね?)
確かに紙おむつは消耗品。それがいいかも。

そんなわけで私はさっそくおむつケーキ探しの旅に出ることにした。
経理の"まま"から「デパートとかにもギフトは色々あると思うけど、多分今はネットの方が色々種類もあるし名入れサービスとかメッセージカード付きとかもあるからいいかもよ」と素敵なアドバイスを受け、インターネットでおむつケーキを探す。

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