コーチングの教科書 #9 ステップごとの問いかけ方が大事!コーチングのプロセス
コーチングは、5つのステップがあります。現状と望ましい状態を明確し、さらにギャップを起している背景・理由の発見をします。その後、行動計画を立て、フォローを行っていくことになります。そのためには、効果的な質問をしていかなければなりません。ここでは、コーチングのプロセスで使う質問の例を記述します。
コーチングプロセス
STEP1 現状を明確にする質問の例
現在のその仕事の状況について詳しく教えてくれないか?
その部分をもう少し、具体的に説明して欲しいんだけど?
これまで解決するために、どんなことを試してきたのか話してくれる?
その仕事の中で、うまくいっていることはどんなことがある?
君の理想の状態を100点満点として、今の状態は何点がつけられるかな?
一緒にこの仕事に取り組んでいる人たちは今のこの状態をどう感じていると思う?
STEP2 望ましい状態を明確にする質問の例
君はどういう状態を手に入れたいんだろう?
今、何を変えていく必要があるだろう?
現状の点数を10点挙げるとしたら、何をしたらいいだろうか?
そのゴールに近づくための第一ステップは何?
その目標を達成したときの状況をイメージして聞かせてくれないか?
それを達成すると何が手に入るだろう?
今までと違うどんな行動を起せたらいいと思う?
STEP3 ギャップを起している背景・理由を明確にする質問
なぜ、ギャップが起こりているんだろう?
もしも、そのギャップは自分が起しているとすると、どんな理由が考えられる?
今、「やったほうがいいのに、やろうとしていないこと」
「やらないほうがいいのに、やり続けていること」はどんなことがある?
一緒にこの仕事に取り組んでいる仲間はこのギャップにっいてどう感じているだろう?
ギャップがないとしたら、君がどのように行動しているからだろうか?
君がモデルとする人だったらどのような行動を取るだろうか?
過去の経験を思い出してみよう。
困難な課題においても自分の思うように行動できていたとき
困難な課題であっても自分が思うように行動できた分野
STEP4 行動を決定する質問
今日から、すぐに何ができると思う?
君はやってみたいと思うことは何?
この一週間で、まず試せることは?
いつ、どこで、誰と、どのようにやっていく?
具体的な行動計画を一緒に作ってみないか?
他にはどんな選択肢が考えられるだろう?
何をしたらいいか、これを知るためにできることは何だろう?
STEP5 フォローを行うための質問
今話したことについて、来週また時間を取って話したいんだけどいいかな?
君がこのことについで成果を確認できるまで、一カ月間はサポートしたいと思っているんだ?
困ったことがあつたらいつでもいい。相談してくれ。
その行動をしてみたら、すぐに報告してくれ。
君が確実に行動するために、私がサポートできることはないかな?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?